フード・レストラン・リカー

恋は抹茶(待っちゃ)くれないから、この店おいで

いよいよオープンを間近に控える銀座エリア最大規模の商業施設GINZA SIX。既報の通り、名だたるラグジュアリーメゾンが出店することで話題を呼ぶ一方で、能楽における最大流派・観世流の本拠地「観世能楽堂」が地下3階に移築・会場されるなど、日本文化の新たな発信地としても大きな役割を果たします。そんな中、4階の一角には江戸時代や大正期に創業した歴史ある老舗店が集結。工芸品をベースに暮らしの道具を作る「中川正七商店」や日本古来の銅器や茶器を製作・販売する「玉川堂」と共に存在感を放つカフェにご注目ください。

生茶ゼリイ[抹茶]3

左の「生茶ゼリィ[深翠]」は、プルルンとした食感と濃厚な抹茶の味が口福を呼ぶ逸品。特製抹茶餡を添えて。1350円

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特性抹茶餡に葛餅と濃茶をトロ〜リとかけた「茶ごろも」。練りたて、作りたての絶品・茶スイーツです。数量限定。1600円

別製まるとパフェ2

銀座店限定の「別製まるとパフェ」は、最高品質の抹茶の繊細な甘味と旨味を楽しめます。2200円

安政元年、1854年に創業した京都宇治茶の本家本元「中村藤吉本店」のカフェが、東京初進出にしてGINZA SIXにオープンするとくれば、本物志向のオヤジなら一度は足を運びたくなるというもの(気になるあのコを誘い出す口実にもうってつけでしょ?)。抹茶、玉露、煎茶……160年以上に渡り追究してきた“中村銘茶”はもちろん、濃厚な抹茶の味と香りが詰まった名物「生茶ゼリィ」や、最高品質の抹茶をふんだんに使った銀座店限定の「別製まるとパフェ」の甘味ものもぜひご賞味あれ。さらに、茶蕎麦セットや抹茶うどんセットなど食事の方も種類豊富ゆえ、ショッピングの合間の腹ごしらえにもぴったりです。

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明治期の茶商屋敷の面影をそのまま現代に残す「中村藤吉本店」入り口。なんだか100年以上前の京都宇治の活気が伝わってくるようですね。

ちなみに、「中村藤吉本店」と「中村藤吉平等院店」は、2009年に文科省によって「重要文化的景観」に選定されるほど歴史的にも非常に価値の高い建造物。そんな小話をフックに、「次は京都に行って本場の抹茶を味わってみようよ」なんて、お相手の女性をさりげなく旅行に誘ってみちゃうのもインテリオヤジのヤリクチ、ですよね。

■中村藤吉本店 銀座店
住所/東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F
営業時間/10:30〜20:30(L.O.19:45)
問い合わせ/☎03-6264-5168
※席は予約不可

URL/www.tokichi.jp

取材・文/編集部

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