代理・石井の今宵も誰かと酔いどれて

副編・石井の今宵も誰かと酔いどれて(63)

石井 洋
LEON編集長代理 編集長と共に全体をディレクションするほか、モードページも担当する。

物事を楽しめることもひとつの才能。

これはボクのお師匠さんの言葉で、
今から約15年前、「お前は他になんもないけど、
それだけはあるかもしれないな」と言われ、
妙に嬉しかった記憶があります。

どうも、副編の“Don’t think,Feel!”石井です。

つい先日、FENDI主催のアート展の
開幕レセプションにお邪魔してきました。
FENDIといえば、ブランドの頭文字である「F」を
上下に重ねた通称“ダブルF”ロゴが有名。皆さんも知っている、
もしくはお持ちだったりすると思いますが、その意味はご存じですか?
実はこのロゴ、「Fun Fur!」の頭文字でもあり、
「毛皮を楽しんで!」というメッセージが込められているのですね。
ブランドのルーツを毛皮に持つFENDIならではの発想であり
遊び心とラグジュアリーは切っても切り離せないもの、
ということがひと言で表現されていますよね。


こちらは会場で流されていた映像より。FENDIをモードの最前線に
押し上げたカール・ラガーフェルド御大。デザイナーに就任したのは
なんと27歳の時だったとか!ダブルFロゴのデザインも彼によるものです。

ではいよいよ会場へ。展示室に足を踏み入れると、
まばゆいばかりに輝くゴールドの柱がすっくと立っていて。

実はその裏側には……


70年代初頭に発表されたファーコートや、人気のバッグコレクションなど、
アートでありクラフトでもあるFENDIの貴重な品々が展示されています。


さらに歩を進めると、FENDIが生み出したファーのパターン&デザインや
タッチスクリーンによるクリエイション解説、カールのデザイン画などなど
ここまで見せてしまっていいの?ってくらいの充実ぶりに驚かされます。

そしてそして……

なんと職人が常駐し、彼らの指導のもと実際にFENDIファーの
製作の一部を体験できるのです。レセプションの際もモデルさんたちが
大はしゃぎしながら体験しておりました。

さらにさらに……

圧巻だったのが、ファーで作り上げられた巨大な“のれん”!
手前に映っている小誌広告部の岩澤と比べると
そのサイズ感がわかるというもの。ゆうに3.5mはありました。
日本文化に敬意を表して、のれんを作り上げたとのことです。

FENDIの歴史とクラフツマンシップを、実感&体感できるこのアート展。
デートの場所としても最高に楽しめるはずですよ、ハイ。

「UN ART AUTRE 〜フェンディ もうひとつのアート、
クリエイションとイノベーションの軌跡〜」

会期/4月3日(水)〜29日(月・祝)
場所/東京藝術大学大学美術館 展示室3・4
東京都台東区上野公園12-8
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
月曜休館(4月29日は開館)

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