コレ便利！ 大人のミニバッグ５選。オフのコーデにもぴったりです

ショルダー系のバッグにおいては、ここ最近サコッシュが筆頭人気でした。サコッシュは自転車バッグが出自とあって、その多くは軽快なナイロン製。スポーツトレンドの今、確かに理想的ではありますが、中には大人の休日バッグには軽すぎるという意見も。

そんな中、再び頭角を現したのがレザーのウエストバッグ。ウエストバッグ自体は90sリバイバルにより以前から注目されていましたが、ここにきてレザーがキーワードに。なぜなら、薄手で軽快になる春コーデに、レザーの重厚感がバランス良いから。

サコッシュと比べて収納力も増しますし、何かと出かける機会の多い春には勝手が良さそうです。

成牛の中でも特にキメの細かいステアハイドをクロームなめしすることで、柔らかさと弾力を備えたレザー。時間を掛けて丁寧になめすことで、その銀面にツヤを与えているのが見どころです。

さらに、4回のオイル加工と手染めによって、コンパクトながら存在感と上質さを主張する顔つきに。鏡面仕上げのメタルパーツ類も、それを後押ししてくれます。

一見重厚感のあるレザーのようですが、クロムなめしをしたゴートレザーは、柔らかく実に軽量。立体的なシルエットを採用しつつ、ルックスは極シンプルです。

それでもメイン収納の他に、フラップと背面、内側にもジップポケットを配し、実用性は十分。さらに見どころは、背面にナイロンを採用している点。肩掛け時の滑りを良くしてくれます。

ビビッドなネオンカラーは、一見するとナイロンキャンバス製と思わせます。ストラップもグログランテープで、プラスチックバックルですしね。でも実はこれ、レザーなんです。

オリジナルで製作した同レザーは、そのスポーティでポップな見た目を裏切らず、軽くソフト。近くで見れば、シボが入っていることがわかります。春コーデの差し色として活用したいですね。

まるでヴィンテージバッグのような、味深い質感と色み。そのレザーは、ピット槽による伝統的なフルベジタブルタンニンなめし専門タンナーとして有名な栃木レザー社製のレザー・ベリーで、使い込むほどにさらに味わいを増します。

一方で、厚みを抑えたシルエットは、サコッシュ感覚な軽快感も。同レザーを採用するストラップ裏には、グログランテープが。

コロンとした丸みのあるシルエットとシンプルなデザインは、ユニセックスで使えます。レザーは肉厚なカウレザーで、1枚仕立てに。内ポケットがない荷室は外観同様にシンプルですが、ジップを裏返して付けるなどさりげない一手が。

ストラップはスポーティなナイロン。ミニマルな本体を邪魔しない薄型バックルは、斜め掛けした際に着脱が容易なように、本体サイドに位置します。