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2018.04.08

vol.47「レストラン オギノ」(池尻大橋)

春の旬素材たっぷりな前菜、ガッツリお肉を食べるならココ!

「春の食材、ホワイトアスパラを食べに行こうよ!」なんて口実で、ぜひ彼女と一緒に行っていただきたいのが、人気フレンチ料理店「レストラン オギノ」。ボリューム満点な美味しい料理を、カジュアルな雰囲気のなか気軽に楽しめますよ!

CREDIT :

写真/中川 司

デートのお店選び、みなさんはいつもどうしていますか? ガイドブックや雑誌はもちろん、さまざまなグルメサイトまであって、今やニッポンはレストランの検索天国ですよね。とはいえ、「デートを成功させるためのお店」をきちんと探し出せる人ってきっと少ないはず。だって、複雑な女性の好みや心理状態を理解できないと恋を成就させるってムズカシイもの。

そこで、本誌LEONでYULI*YULIとして14年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南いたしましょう。
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いま食べたい! 人気フレンチレストランの春メニュー

私にとって「レストラン オギノ」のイメージといえば、元祖・予約が取りにくいレストラン。その理由は、無農薬野菜やジビエ等の肉料理が美味しくて、しかも一皿一皿がボリューミーなこと。そして、美味しいワインとともに気軽に楽しめると雰囲気といい、お客さんにとって良いことづくし。
なので、いまも相変わらず予約は取りにくいものの、その予約は1ヶ月先までの受け付けと、良心的なもの。いまどき、1年先まで予約が取れませんと威張っているお店に良い印象をもてない私としては、やっぱり“オギノ”は筋が通っている!と思わずにはいられません。
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建物1階のシックな店内。昼間は自然光がたくさん入る大きな窓が印象的です。
そんな人気店が、池尻大橋にオープンしたのは2007年のこと。国道246に並行するような住宅街の裏道には、当時、グルメなお店といえば「レストラン オギノ」しかなかったそう。いまや、この道沿いにはいくつものレストランが軒を連ねていますが、“オギノ”が先駆けだったんですね。オープンから10年以上経った現在も、モダンでシンプルな店内はいつもお客さまで賑わっています。
席はデート向きのテーブル席のほか、カウンター、個室まであり、目的に応じて使い分けられます。なぜかお客さまの楽しそうな話し声も居心地良く感じられちゃうの。
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新鮮素材が際立つメニューは食べ応え満点

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デートには、入り口から入って柱の奥にある2卓が良さそう。
無農薬野菜の生産者から絶大な信頼を得ている「レストラン オギノ」。ジビエ等の肉業者さんも然り、なのでコチラではいつでも安全かつ新鮮で、いちばんの旬の素材が揃っているの。とっておきのメニューから、春食材のパワーをいただいちゃいましょ!

今回は、ボリューム満点の前菜から2品をご紹介します。
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「穴子とグリーンアスパラガスのフリット フレッシュトマトソース」
まずは「穴子とグリーンアスパラガスのフリット フレッシュトマトソース」。中はふんわり、外はカリッとした食感に揚げた穴子と、とろっとしたトマトが、グリーンアスパラの旨味を引き立てる一品です。
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「ホワイトアスパラ アサリのオランデーズソース」
上の写真のメニューについて。
「ホワイトアスパラ アサリのオランデーズソース」も美味! 毎年春になると食べたくなっちゃうホワイトアスパラですが、コチラはもちろん、フランスのロワール産です。

ホワイトアスパラのフワッとした食感に、浅利の煮汁を元に作ったオランデーズソースが絶妙に絡みます。ホワイトアスパラと浅利という、それぞれシンプルにいただいても美味しい素材がお互いの味を引き立て合うと美味しさも二倍! ホワイトアスパラはゴールデンウィーク明けくらいまで楽しめますよ。

メニューはコース仕立てになっているけれど、前菜もメインも7〜9品から選べるので、お任せではなく、好きなものをいただけます。
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アスリートシェフだからこそ、カラダ・コンシャスなメニューを考案できる

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品川や湘南に系列店をもつオーナーシェフの荻野さんが、料理人を目指すきっかけとなったのは、テレビ番組『料理の鉄人』だそう。シェフになればモテる!というヨコシマ心が動機(笑)。

実は“アスリート・シェフ”として活躍中で、年間でトライアスロン・レースには6回も出るのだとか。サーフィン歴も25年で、週に2回は波に乗り、登山も月に1回のペースで楽しんでいるそう。そんな荻野さんが考案するメニューは、人一倍カラダに気を遣う彼のヘルシースペシャルってことですね!
 
アスリート仲間にも信頼されるメニューゆえに、横浜から2時間走って食べにくるお客さまもいらっしゃるそう(ちなみにその方、食べたら、また走ってお帰りだとか)。

お店のカウンターでワインを飲みながら、ゆっくりと荻野氏を横から見ていたのだけれど、とにかく作業がキビキビとしていて、まるでスポーツ(笑)。そして厨房は広くて、作る場所も大事にしていることが伝わります。
 
添加物を加えないシャルキュトリーやフレンチデリは系列店「ターブルオギノ」でも購入できるので、予約が待ちきれない方はぜひ!
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■ レストラン オギノ

住所/東京都世田谷区池尻 2-20-9-1F
営業時間/ランチ11:30〜13:00(L.O./土日・祝のみ)、ディナー18:00〜21:00(L.O.)

定休/月曜(+1日不定休)

URL/http://french-ogino.com

予約・お問い合わせ/☎︎03-5481-1333

●料金/ランチコース2990円、シェフのおまかせディナーコース5800円(ともに税・サ別)

●渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2017年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が10周年を迎えた。

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