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2017.12.23

ダントツの女子ウケ鍋!? “水炊き”が美人にモテるのはなぜ?

上質な鶏肉や鶏ガラのコラーゲンたっぷり…。美人力の高い女性たちの胃袋とハートをがっちりつかむ、ウンチクを語れる水炊きの名店をご紹介します。

CREDIT :

文/江藤詩文 写真/山口敏三(「水炊き 鼓次郎」)

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美に関心の高い女性ほど「コラーゲン」というキーワードにめっぽう弱いのは、周知の事実。そんな美肌の素がたっぷりの鍋といえば、博多が発祥と言われる“水炊き”です。上質な鶏肉や鶏ガラを、長時間かけて丁寧に炊き上げるからこそ取れるやわらかな白濁したスープは、旨味が凝縮していて、鍋シーズンの到来とともに真っ先に味わいたい一品。
 
水炊きはもともと、中国大陸で薬膳料理として親しまれ、約110年前に博多に伝わったというだけあって、お腹いっぱい食べてもヘルシーな食後感なのも女性にとっては嬉しいポイントです。今回は、数ある水炊きの名店のなかでも、女ゴコロに響くストーリーをもつ3店をご紹介しましょう。
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◆「水炊き 鼓次郎(こじろう)」

誘い文句は……

「あの居酒屋の名店が、水炊き専門店を出したんだって!」

杉並区・久我山の名店「器楽亭(きらくてい)」はご存知でしょうか。主人・浅倉鼓太郎さんが次々と生み出す創作性溢れる一品料理は、割烹料理と呼びたいクオリティ。

お客さまが後を絶たない人気店を切り盛りする浅倉さんは、レシピ本を出版したり、海外からオファーを受けて腕前を披露したりと活躍しています。
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そして今年2月、「器楽亭」の裏メニューだった水炊きにフォーカスした専門店「水炊き 鼓次郎」を、JR田町駅近くにオープンしました。

こちらもカジュアルな居酒屋スタイルなので、サイドメニューを数品つまんだ後に水炊きを注文し、その絶品スープを存分に堪能することが可能です。
 
水と鶏ガラ、モミジのみを8時間かけて炊き、余計なものは一切加えないというスープの表面には、うっすらとコラーゲンの膜が。それをスープに溶かし込みつつ、ゆるゆるとお酒やつまみをつつく。そんなまったりした過ごし方が似合う一軒です。
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◆水炊き 鼓次郎(こじろう)

住所/東京都港区芝浦1-14-17
営業時間/17:00〜23:00(22:00L.O.)
定休日/日曜

予約・お問い合わせ/☎03-6435-4840

●料金/水炊き5000円(二人前)
※二人前から受付

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◆「蟻月(ありづき)東京スカイツリータウン・ソラマチ店」

誘い文句は……

「もつ鍋の老舗店は、実は水炊きもイケてるんだよ」

「『博多の蟻月』といえば、もつ鍋」。それくらいは、食べ歩き好きな女子なら知っているかもしれません。「金」「銀」「白」「赤」「炎」とユニークなバリエーションが揃ったもつ鍋は、何度食べても飽きがこない味わい。かつてのもつ鍋ブームの時代には、予約の取れない「蟻月」をなんとか押さえて女子会を開くのが定番でした。
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そんな食通女子でも、「蟻月のもうひとつの名物」が実は水炊きということは、けっこう知らないはず。厳選した鶏肉を一度ゆでたら、丁寧に下処理した鶏ガラと鶏肉をたっぷりの水の中に投入。そうして、じっくりと抽出された旨みと深いコクが凝縮された、えもいわれぬ芳醇な香りの白濁スープが五臓六腑に染み渡り、思わず「くーっ」と声が出てしまいます。

鍋の野菜はあまり煮込みすぎず、しゃっきりした食感を残すのがツウ。オリジナルの「だしポン酢」と大分産ゆず胡椒をトッピングしていただきます。〆はもちろん、屋台風の極細ラーメンで決まりでしょう。
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◆蟻月(ありづき)東京スカイツリータウン・ソラマチ店

住所/東京都墨田区押上1-1-2 東京ソラマチ31F 12番地
営業時間/11:00〜16:00(15:30L.O.)、17:00〜23:00(フード22:00、ドリンク22:30L.O.)
定休日/不定休(東京ソラマチの定休日による)

URL/https://www.arizuki.com/tenpo/skytree.php
お問い合わせ/☎03-5809-7040

●料金/水炊き2850円 ※二人前から受付

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◆「つきじ治作(じさく)」

誘い文句は……

「老舗料亭が守り続ける一子相伝の水炊き、試してみない?」

高級料亭は、若い女子だけでなく妙齢の女性にとってもなかなか敷居が高いけれど、一度は行ってみたい憧れの世界。そんな老舗料亭の代表格「つきじ治作」の名物料理が、実は水炊きなのです。
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昭和6年に創業した「つきじ治作」といえば、築地の一等地に800坪もの敷地に立つ老舗高級料亭。手入れの行き届いた日本庭園には滝が流れ、150匹の錦鯉が優雅に泳ぎ、四季折々の風情を映し出す抜群のシチュエーションです。

ふたりだけで利用できる個室もあり、どの部屋からも庭園や隅田川といった美しい風景を楽しめます。
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博多で育った創業者の本田次作氏は、東京に水炊きを進出させるにあたり、常に変わらぬ味を守り続けることを目的に、たったひとりの料理人にのみ看板メニューを調理させました。それはいわば一子相伝の味。その伝統は現在まで継承され、いまもたったひとりの「水たき番」がその味を守り続けています。
 
着物姿の仲居さんが、個室ごとに心のこもったおもてなしをしてくれる、その美しい姿はまさに古き良き日本の伝統を映し出す鏡。彼女とふたり、流麗な料亭文化に身を委ねましょう。
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◆つきじ治作(じさく)

住所/東京都中央区明石町14-19
営業時間/月曜〜金曜17:00〜22:00、土曜11:00〜22:00、日曜・祝日11:00〜18:00
定休日/不定休

URL/http://www.jisaku.co.jp
お問い合わせ/☎03-3541-2391

●料金/コース1万8000円〜

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