今買って春まで着られるコートは、トレンド感たっぷりの別注モノが狙い目！

厚いアウターが不要になったら、一枚で今季的なスタイリングが完成するスプリングコートの出番！　せっかく新調するならば、今季的な一着が欲しいところです。そこでオススメしたいのがコラボもの。ブランド同士の競作なら両者のアイコニックなエッセンスが2乗されるため、一着で二度美味しいこと請け合い。

また、セレクトショップがリクエストした別注ものはトレンドを知り尽くしたバイヤーが色や柄、ディテールにまで旬な要素を詰め込んでいるため、一見して見映えるのはここにご紹介する3着を見ても明らかです。これらをまとうだけで、周囲に差がつくのは間違いありませんよ。

ミラノ生まれのアスペジから薄いのにハリのあるナイロン製のトレンチコートが登場。デザインやサイズ感はもちろんのこと、パーツの選定に至るまでビームスが事細かに別注した出来映えは、ミリタリーな意匠を残しながらもモダンな雰囲気ムンムン。オンオフ問わず着回せるため、コストパフォーマンスも絶大です。

縦29cm×横23cmのロゴ入り巾着に収まるパッカブル仕様ゆえ、出張のお供にもうってつけです。

マッキントッシュのお家芸たるゴム引きコットンを、極薄ながら撥水性の高い高密度ナイロンに置き換えたステンカラーコート。フードはボタンで着脱可能、シーンに応じて表情を一変させることができます。シワ感が気にならないシュリンク感を持ち合わせているため、小さく折り畳んでも見映え良好。マッキントッシュ史上トップクラスの軽快コートです。

横幅20cm程度のフラップケースに入れて持ち運べば、梅雨時期も傘いらずです。

ハイコスパな別注品に定評のあるシップスとラベンハムの完全別注モデルであるステンカラーコート「アシントン」を、ウール混ポリエステルのマイクロ千鳥格子柄のシャツ生地で再構築。通常のキルティング製にも見られるパイピングは健在。モッズスーツを彷彿させる黒いコーデュロイ生地で切り替えた襟とポケットがブリティッシュな好アクセントに。

両手に収まるフラップケースにしまって携帯できるのも嬉しい。着用時はミニポーチとしても使用可能です。

エンジニアド ガーメンツのデザイナー鈴木大器氏が、バブアーのハンティング用フィールドジャケット「ロングショアマン」をアレンジ。EGの特徴的なディテールのフラップポケットやジップポケットを散りばめた、プルオーバータイプのアノラックへと昇華させました。2シーズン目となる充実したコラボコレクションの中にあって、断突ミリタリーな一着です。

グレンフェルの定番ステンカラーコート「ハリントン」を、英国ブランドのの宝庫ヴァルカナイズ・ロンドンがエレガントにリプロダクトした「ウィンブルドン」コート。スーツスタイルに合わせたときに、よりクラシックで上品なスタイリングになるよう腿丈だった着丈を長く変更。その分間伸びして見えぬようウェストベルトも付け加えました。さりげなく手掛けられたパターン調整も好バランスの賜物です。