2022.10.26

今が買い時です! MacBook Air(2022)を自腹レビュー

M2チップを搭載した2022年モデルの「MacBook Air」を、フォトグラファー兼ガジェット系YouTuber・中西 学が私物レビュー! 前モデルとの比較や実際に使用してみた感想をお届けします!

CREDIT :

企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 構成/平井敦貴

今年はアップルの当たり年!

M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
▲ M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
7月にはMacBook Air、9月にはiPhone 14シリーズやApple Watch Series 8、AirPods Pro第2世代、そして先日には第10世代のiPadなど、次々と発売されたアップルの新製品。いずれも劇的な進化を遂げており、まさに今年はアップルの「当たり年」だったのではないでしょうか。
M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
そんななか私がポチったのはM2チップを搭載した13.6型「MacBook Air」。カラーは大人気の新色「ミッドナイト」でメモリとストレージをアップグレードしたため、発売からおよそ1カ月遅れで私の元にやって来ました。

ここでは、そんな新型MacBook Air(2022年モデル)を約2カ月使ってみた感想と、これまで使用していたM1チップのMacBook Air(2020年モデル)との比較レビューをしていきます! 購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
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6年ぶりの復活! 充電ポートの進化

M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
▲ 充電ポートとケーブルがマグネットによって接続される「MagSafe 3」。その横にはUSB Type-Cポートが2つ。
何と言っても最初に注目すべきはココ! 充電ポートに「MagSafe 3」が採用されました。2016年のMacBook Pro以降、充電ポートは「USB Type-C」オンリーとなっていましたが、昨年発売されたMacBook Proで約5年ぶりにMagSafeが復活。その流れを受け、本モデルにも搭載されたのです。

これにより、ケーブルに何かが引っ掛かっても本体の落下を防ぐことができ、安全性が格段にアップ。また、これまで充電用に1つ取られていたUSB Type-Cポートがフルで2つ使えるようになり利便性も上がりました。

私の用途で言えば、一眼カメラに接続しながら外付けSSDにデータを移すといった作業が充電しながら行えるようになり、非常に満足! さらには充電速度が前モデルより1.4倍速くなったというのも超高評価ポイントです。この「MagSafe 3」だけでも買い替えた価値をかなり実感しています。
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デザイン面でも大幅に進化!

M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
▲ MacBook Proシリーズと同じフラットデザインを採用。
さらにはデザイン面でも大幅に進化しています。前モデルでは手前に向かって薄くなる「ウェッジシェイプデザイン」が採用されていましたが、本作ではMacBook Proと同じ薄型の「フラットデザイン」で、スッキリとした見た目となっています。
M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
ディスプレイにはiPhoneと同じノッチデザインを採用。インカメラを切り欠きで配置することでベゼルを細くすることに成功し、画面サイズが13.3インチから13.6インチへと拡大しました。ノートPCにおいて大画面は正義! この0.3インチの差は意外と大きく、新型の画面サイズに慣れてしまうと、前モデルのディスプレイはやや窮屈に感じてしまいます。

ちなみにカメラの性能も720pから1080pへと画質がアップし、オンライン会議で自分の顔をよりクリアに映せるようにもなりました。カメラ越しの第一印象は今やビジネスの重要な要素。この進化は地味にうれしいですね。
M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
ディスプレイの最大輝度は500ニトで、表示可能色はなんと10億色。これなら写真や動画の編集でも、より繊細な調整が可能です。今のところディスプレイには何の不満もありません!
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スペックも大幅アップグレード!

M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
肝心のチップ性能を見ていきましょう。M2チップはGPU性能が35%向上して最大10コアに。CPUの処理能力も18%向上しています。これによって画素数の高い映像や画像の編集もレスポンスよくスムーズに行えるようになりました。メモリも前モデルでは最大16GBだったので物足りなさを感じていましたが、M2チップでは8GBアップし最大24GBに。

また、個人的に体感レベルで驚いたのは動画再生です。M2チップではメディアエンジンが強化され、4Kの映像なら最大11ストリーム、8Kでは最大2ストリームの再生が可能に。4K映像を同時に11本再生できるってすごくないですか!? 出先の作業はもちろん、これなら動画クリエイターのメイン機としても十分使えるでしょう。
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M2チップ搭載「MacBook Air」16万4800円~/アップル
▲ カラーはシルバー、スターライト、スペースグレイ、そして新色のミッドナイトを含む全4色で展開。こちらは新色のミッドナイト。
キーボードのデザインも一新され、内蔵スピーカーも2基から4基にアップグレード。音の広がりを感じるスピーカー性能で、音楽やサブスク動画なんかも十分に楽しめます。

そんな新型MacBook Airの価格は16万4800円からで、最大カスタマイズをすると34万8800円に。ちょっとお高めに感じるかもしれませんが、逆に「買うなら今」とオススメしたいところ。

というのも、この円安で各社とも値上がり傾向があるなか、アップルのレートはかなり良心的なんです。

このMacBook Airの場合、最安モデルが1199ドルで、日本円の税抜価格14万9818円でレート計算すると、なんと1ドル=約125円に! ちなみに税込換算でも1ドル=約137円となります。こんなお得な状況、いつ値上がりしてもおかしくないので、皆さんこの機会をお見逃しなく。

デキるPCはデキる男を演出しますので、ぜひ次のPC選びの参考にどうぞ!
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

中西 学(なかにし まなぶ)

中西 学(なかにし まなぶ)

写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist

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