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2022.01.09

■ 富士フイルム「instax mini Evo」

スマホの写真もプリント可♡ 大人の”チェキ”が帰ってきた!

レンズダイヤルとフィルムダイヤルを組み合わせることで、なんと100種類ものエフェクト表現ができる富士フイルムのインスタントカメラ「instax mini Evo」。これ、いま売れに売れているんです。その人気の理由をフォトグラファー・中西 学が実機レビューいたします!

CREDIT :

企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 構成/平井敦貴

時代を超えて“チェキ”も大人になったんです

▲ 「instax mini Evo」2万5800円/富士フイルム
”チェキ”と聞くと、あのコロンとしたフォルムの可愛らしいインスタントカメラをイメージする方も多いのではないでしょうか? 「自分には関係のないもの……」と思ったLEONの読者諸兄、ちょっと待った! 富士フイルムから登場した革新的なインスタントカメラ「instax mini Evo」は、これまでの常識を覆す、オヤジにこそ使って欲しいレトロでお洒落なカメラなんです。

ということでここでは発売直後に早速購入した、フォトグラファー兼ガジェット系YouTuber・中西 学がその魅力をご紹介していきます!
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表現は100通り!? “エモい”写真がすぐ撮れます

まず注目すべきはその表現力。厳選された10種類の「レンズエフェクト」と10種類の「フィルムエフェクト」を組み合わせることで、まるでレンズを付け替えて撮影したのでは!? と思うようなセンスあふれる写真を撮ることができます。
例えばこちら、レンズエフェクトは「ソフトフォーカス」、フィルムエフェクトを「ブルー」に設定してプリントした写真。被写体を優しく捉えつつ、爽やかな空気感まで伝わってきます。(公式サイトより)
続いてはこちら、レンズエフェクトは「光漏れ」、フィルムエフェクトは「セピア」でプリントした写真です。このようにエフェクトを変えるだけで、何気ない風景もレトロで“エモい”雰囲気に仕上がります。(公式サイトより)
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ちなみに「レンズエフェクト」と「フィルムエフェクト」はそれぞれ以下の10種類。

【レンズエフェクト】
●Normal(ノーマル)
●Vignette(ビネット)
●Soft Focus(ソフトフォーカス)
●Blur(ぼかし)
●Fisheye(魚眼)
●Color Shift(色ずれ)
●Light Leak(光漏れ)
●Mirror(ミラー)
●Double Exposure(二重露光)
●Half-Frame(ハーフフレーム)

【フィルムエフェクト】
●Normal(ノーマル)
●Vivid(ビビッド)
●Pale(淡い)
●Canvas(キャンバス)
●Monochrome(モノクロ)
●Sepia(セピア)
●Yellow(イエロー)
●Red(レッド)
●Blue(ブルー)
●Retro(レトロ)
背面の3.0型液晶モニターを見ながらエフェクトを調整することで、自分の思い通りのイメージに仕上げることができます。ぜひ100の設定の中から自分のこだわりを追求してみてください!
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クラシックカメラのようなサマになるデザイン

続いてのポイントはその見た目。外観はまるでクラシックカメラを彷彿とさせるシックでレトロなデザインです。オヤジが首からぶら提げていても違和感を感じさせず、むしろお洒落のアクセントにも。持っているだけでカッコいいから、常に持ち歩きたくなるんです。
細部を見てみると、前面の「レンズレダイヤル」や上部の「フィルムダイヤル」などが物理的に実装され、アナログな操作が楽しめるのもポイント。

なかでも、購入者の誰もが絶賛するのが「プリントレバー」。昔フィルムカメラを使っていた世代なら絶対「懐かしい!」と感じる巻き上げ式のレバーです。親指でカチカチ回すと写真がプリントされる仕組みで、フィルム派にはたまらない粋な仕様なんですね。

またチェキでは珍しい半押しでピント調整ができるシャッターユニットに、さらに人物を認識する顔認識機能も搭載されています。
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デジタル部分も強力に進化!

インスタントカメラと言うと、どうしてもオモチャっぽいイメージがありますが、実は画質や機能面でも大幅な進化を遂げています。

センサーは「1/5型CMOS原色フィルター」で記録画素数は「2560×1920ピクセル」。そしてオートフラッシュ機能やセルフタイマーなど、通常のデジカメに欲しい機能は一通り備えます。

またプリント機能に関しては、従来品の露光画素数が800×600ドットだったのに対し、本機は1600×600ドット(スマホアプリからの印刷時は、800×600ドット)と、フィルムへの露光密度が約2倍に進化、画質が大幅に向上しました。さらに撮影した写真をスマホにBluetooth転送できるほか、反対にスマホで撮った写真を本機に転送してプリントすることも可能です。

ちなみに「REMOTE SHOOTING」機能を使えばスマホからのリモート操作でシャッターを切ることも可能に。自撮りだったり集合写真の時に便利ですね。このように一台で何役もこなすので、ぜひさまざまなシチュエーションで使ってみるのをオススメします。
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そんな「大人のチェキ」、ここまでの機能・デザイン性を併せ持っているのに、なんと価格は2万5800円。これ、買わないという選択肢はありますでしょうか?

冬のスキーや温泉デートで撮影した写真をその場で「はい」って差し出すプチサプライズ。プリントした写真が浮き出てくるまで、ウキウキしながら待つ二人の時間。旅先やデートで使えばモテに効くこと間違いなしですよ。

■ お問合せ

富士フイルム https://instax.jp/mini_evo/

※掲載商品はすべて税込み価格です

中西 学(なかにし まなぶ)

写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist

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