2017.06.17

渡辺ゆり子の「東京ヨコシマレストラン」

vol.5「cafe caeru(カフェ カエル)」/鎌倉

撮影/小林孝至(イタルスタジオ)

デートのお店選び、みなさんはいつもどうしていますか? ガイドブックや雑誌はもちろん、さまざまなグルメサイトまであって、今やニッポンはレストランの検索天国ですよね。とはいえ、「デートを成功させるためのお店」をきちんと探し出せる人ってきっと少ないはず。だって、複雑な女性の好みや心理状態を理解できないと恋を成就させるってムズカシイもの。そこで、本誌LEONで14年間にわたりYULI*YULIとして、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南いたしましょう。

「愛を育み、恋が芽生えるガーデンカフェ  Part 2」

木漏れ日の中、グリーンシャワーをめいっぱい浴びながら、「cafe caeru」の特等席でランチをお楽しみください!

鎌倉・二階堂の辺りは、このエリアで最古のお寺「杉本寺」や竹寺の「報国寺」など、魅力的なお寺がたくさんあるので、寺巡りのお散歩デートもいいかもしれないわ。そして、足を休めるのにオススメなのは、梅雨時期でも雨に濡れそぼった緑がキレイなガーデンカフェ。

204号線から市立第二小学校の角を曲がり数十mの住宅地に、そのカフェはあります。

2009年にオープンした「cafe caeru(カフェ カエル)」。門に掛けられた看板を頼りに、樹木が茂る小さなお庭を抜け、店内へ。

五十嵐さんご夫妻が切り盛りする「cafe caeru」では、お料理は奥さまが、接客とドリンクはご主人が担当し、訪れるお客さまをおもてなし。一日一組限定の創作料理は、長年人気の名物メニューとか。

芝生だった庭は、ガーデニング好きの奥さまが少しずつ植樹をして整え、年月をかけて現在のような野趣溢れるナチュラルガーデンを完成させたそう。ちなみに、上の写真の席は1卓しかないので、早い者勝ちよ。

2009年に、住居の一部をサンルーム風に改築。梅雨時でもグリーン鑑賞に浸れますよ。

いっぽう、改装時につくったガラス張りのサンルームのような店内でも、チャーミングなお庭に癒されながら鎌倉時間をゆっくりと楽しめます。ちなみに、上を見上げると藤棚が見えて、4月下旬から5月頃には見事な満開を楽しめそうよ。奥にはソファ席。ご近所の方が持って来られるというフラワーアレンジメントが飾られていたり、インテリアや鎌倉にまつわる雑誌や本が並べられていたり、なんだか鎌倉のホストファミリーの家にうかがったようで、自然と寛げちゃいます。BGMは、娘さんセレクトのジャズがいい感じ。

手前は「焼きたてミートパイ」(自家製ピクルス・グリーンサラダ付/1100円)。グラスワイン(700円)ほか、女性には甘酸っぱいリンゴンベリーソーダ(600円)もオススメです。

前日からハチミツにつけ込んだ「フレンチトースト バナナ添え」(1000円)は、しっとりとしていて美味。

フードメニューは、フレンチトーストやミートパイからご飯丼系まで5〜6種類ほど。野菜は鎌倉野菜が中心です。木漏れ日の中、ワインで乾杯しながらいただけたら、最高な気分!

また、店名にも使われているカエルのモチーフが、店内や庭のあちらこちらにさりげなく散りばめられていて、見つけると気持ちがホッコリ。どれもカエル好きのご主人が集めてきたものだとか。そして、5月下旬の取材時、お庭の隅で本物のオタマジャクシを発見! いまごろは、もうカエルになっているかもしれません!(笑) 日本ではあまり見かけないけれど、アメリカでは、バスルームにカエルの置き物を飾っているのをよく見かけます。幸運を招くって言われているの。福カエル、無事カエル、お金がカエル、若ガエル!(笑)

入り口を入ると、小道の奥にお店が。私もすっかり癒されちゃいました。

パーゴラ席以外には、建物に即してテラス席が2卓。のんびりと気ままに時間を過ごすのに最適空間よ。季節によっては、藤以外にも桜、ラベンダーなども楽しめるの。こんな作られすぎてないお庭がかえってイマドキの肩の力が抜けたゆるり気分に合っています。コチラに連れてきてもらったら、どんな女の子も気分が上がっちゃうわよ❤

■cafe caeru(カフェカエル)
住所/神奈川県鎌倉市二階堂 936
営業時間/11:00〜17:00(L.O.16:30)
定休日/水・木
URL/https://cafekaeru.com
お問い合わせ/☎0467-23-1485

●渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2017年7月7日に、自身のバー「Champagneon Bar LILI-LA-YULI」が10周年を迎える。

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