2017.05.19

彼女を笑顔にする、最高の“白いごはん”がご馳走の店/白金高輪「心米」

女性はダイエットのために炭水化物を避けると思ったら大間違い。特にお米はパンやパスタに比べると脂いらずで美味しく食べられますし、海外ではグルテンフリーをはじめ、女性たちにヘルシーフードとして好まれています。

炊きたての土鍋ごはんのふたを開けた瞬間は、どんな女性でも「わっ」と小さく歓声をあげるはず。そんなエンタテインメント性もあり、とびきり美味しい白ごはんを味わえるのが、東京都港区白金にある「心米」です。

暗い裏通りを行くと見えて来る、あたたかい灯りの店。誘われるように中に入ると、落ち着いた暖色の照明の下に、檜の一枚板のカウンターが6席とテーブル席が2卓。カウンターは席同士の間隔がゆったりとしているため、隣の客は気になりません。

メニューを開くと、最初に書かれているのは、前菜ではなく、ごはんの品種。自然栽培米や有機栽培米など常時8種類を取り揃えています。「もっちり」か「あっさり」かなど、彼女の好みを聞いて伝えれば、店主の吉田政紀氏がおすすめを教えてくれます。

「お米の特徴が際立つようにすべて同じ水加減で炊いています」と吉田氏。輝き、香り、食感、舌触り、甘さ、旨み。「ごはんの味の違いがわからない」という人でも、氏が土鍋で炊いたごはんを食べ比べると、きっとその違いに驚くはず。

美味しいお米をつくる生産者を探し出し、お米に負荷をかけないよう3回に分けて丁寧に精米。山形県の天然名水出羽三山を使ってお米を砥ぎ、一晩じっくり浸水して十分に吸水させ、土鍋で炊き上げています。品種の特性を最大限に引き出した炊飯技術。これが、この店のごはんの美味しさの秘密です。

ごはんは、1種類につき0.8合。食べきれないごはんはお持ち帰り用の塩むすびにしてくれるので、ふたりで1種類をシェアするだけでなく、2、3種類の食べ比べも楽しめます。

コースは、「おまかせ料理」だけ。旬の料理7品と土鍋炊きごはん(味噌汁、漬物、甘味付き)が1人9500円。旬の料理、野菜料理、魚料理、肉料理と、バリエーションが豊富で、1つひとつの料理に満足感があり、コストパフォーマンスの高さに驚かされます。

すべてのポーションは1人分と少量ずついろいろ楽しめるので、アラカルトもおすすめ。中でも、「十種野菜のきんぴら」は、牛蒡、人参、蓮根、じゃがいも、三つ葉、赤パプリカ、白滝、ひじき、切干大根、木耳が入った他にはない味。濃厚な味わいの「旬野菜の胡麻和え」は、隠し味に酢を使っているため、後味はすっきりと上品。どれもヘルシーで女性にはうれしい限りです。

そして、5月から9月にかけての名物となっているのが、「とうもろこし掻き揚げ」。宮崎県から北海道まで、桜前線ならぬ“とうもろこし前線”を楽しむことができます。

薄衣で、1斗缶で2万円という最高級の太白胡麻油を100%使用しているため、揚げ物でもすっきりとした後味。粒がキラキラとして見た目も華やかな掻き揚げは、噛むととうもろこしの粒がプチプチと弾けて自然な甘さが口の中に飛び出してきます。“左党”な女性も“右党”な女性も満足すること間違いなしのメニューです。

お酒のバリエーションも豊富で、特に日本酒は注文するたびに酒器が変わるので、目にもお酒を楽しめます。ワインやシャンパンの用意もあり、3000〜6万5000円と和食店にしては幅広い価格帯。ごはんの炊飯と同じ出羽三山の水をチェイサーに、ゆっくりとお酒を味わうことができます。

フランスの4、5つ星ホテルの約45%で使われているというアランミリアのグレープジュースや、無添加・国産にこだわった石垣島ジンジャーエールなど、ソフトドリンクも充実しているため、お酒が飲めない女性にも喜ばれるでしょう。

旬の料理はもちろん、日本酒や土鍋炊きごはんの品種も定期的に入れ替わる、何度行っても新鮮な美味しさに出会えるお店です。

■「心米」

住所/東京都港区白金 3-15-16 ペガサス白金1階

営業時間/18:00~23:30(L.O.22:30)

URL/www.shirokane-kokoromai.com/

予約・問い合わせ/☎︎03-6277-0786

取材・文/柏木智帆 写真協力/心米

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