2017.05.07

バーゼル新作時計リポート〜時計もジェンダーレスに〜

エレガントな小径サイズを持ったレディスウォッチが注目を集める一方、女性のマニッシュな時計へのニーズも高まっています。その潮流の合流点となったのが今年のジェンダーレスでありさらにシェアウォッチという新たな提案も出てきているんです。

今年は各ブランドからユニセックスやボーイズサイズの新作が登場。これまで小振りサイズを求め、レディスウォッチからもメンズ向きのモデルをセレクトしてきた小誌にとってはまさに吉報です。ファッションにおけるジェンダーレスの影響もあり、パテック フィリップやオメガのようにフェミニンではなく、あえて男っぽいカラーや仕様で仕上げているのが今年の特徴です。またサイズ感で新鮮な魅力を演出するクラシックなスタイルの新作も登場しました。ストラップのサイズ差さえクリアすればパートナーとシェアしたくなるモデルばかり。どうか取り合いになりませんように。

Omega[オメガ]

スピードマスター 38㎜/66万円

ミリタリーカラーのユニセックスモデル
8㎜というほどよいサイズのスピードマスターが登場。正円のインダイヤルに楕円の縁取りを施したユニセックスデザインで、カーキのストラップとカーキのクロノグラフ針はミリタリーを思わせ、コンビカラーにもマッチしています。自動巻き、SS×18KYGケース(38㎜)、アリゲーターストラップ。6月発売予定/オメガ(オメガお客様センター)

Patek Philippe[パテック フィリップ]

ノーチラス Ref.7118/1A/271万円(予価)

さらにシックになったラグスポ
サイズは既存モデルと同じですが、文字盤カラーで印象が激変。丸みを帯びたインデックスや波型パターンのフェミニンな文字盤も、スモークグレーカラーでぐっとマニッシュに。オヤジさんも使えそう。自動巻き、SSケース(35.2㎜)×ブレスレット。今秋発売予定/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

スタイルとサイズが醸し出すジェンダーレスな魅力

左●インスピレーション1947/24万8000円(予価)

左●創業70周年を記念して手巻きモデルを発表 / 仏ブランドならではの柔らかな印象で男女問わず使えます。手巻き、イエローゴールドPVD加工のSSケース(40㎜)、レザーストラップ。世界限定500本。6月発売予定/ミッシェル・エルブラン(オールージュ)
右●1962年の復刻ダイバーズは小振りのサイズがお洒落 / ハイテクセラミックスベゼルを搭載し、レトロかつハイテクに進化。自動巻き、SSケース(37.3㎜)、レザーストラップ。世界限定1962本。8月発売予定/ラドー(ラドー/スウォッチ グループ ジャパン)

Chopard[ショパール]

ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ/58万円(予価)

オイル臭くないコロガシゼンマイ
クラシックレースの雰囲気が漂う新作クロノがレディスとメンズで登場。こちらはそのレディスモデルで小振りサイズが◎。自動巻き、SSケース(39㎜)、ラバーストラップ。7月発売予定/ショパール(ショパール ジャパン プレス)

ユニークな個性はさり気ないサイズほど存在感が増す

左●カーブ/11万8000円(予価)

左●ムーブメントもカーブしたブラックケースにダイヤモンドインデックスが際立つ / クオーツ、ブラックPVD加工のSSケース(40.5㎜)、ラバーストラップ。今秋発売予定/ブローバ(ブローバ相談室)
右●クロックをモチーフにしたクラシカルなデザインはスモールサイズにこそなじむ / WG×ブルーもラグジュアリーだ。自動巻き、18KWGケース(42.3×39.6㎜)、ガルーシャストラップ。今秋発売予定/ドゥ グリソゴノ(ムラキ)

Hermes[エルメス]

ケープコッド シャドウ/45万3000円

真っ黒モデルは女性専用!
ケースとダイヤルをマットブラックに、二重巻きのストラップもサイドの赤を効かせ、ブラック仕様にしたロックな一本はあえてレディス用でリリースというところが憎い! 大切な人へのプレゼントにぜひ。クオーツ、マットブラックDLCのSSケース(29㎜)、ドゥブルトゥール・レザーストラップ。今夏発売予定/エルメス(エルメスジャポン)

■お問い合わせ
オメガお客様センター 03-5952-4400
パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター 03-3255-8109
オールージュ 03-6452-8802
ラドー/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7331
ショパール ジャパン プレス 03-5524-8922
ブローバ相談室 03-5408-1390
ムラキ 03-3273-0321
エルメスジャポン 03-3569-3300

写真/堀 応樹 取材・文/柴田 充
2017年6月号より

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