2016.05.17

いま、モテる時計はヒネリが上手い!Vol.4

コンプリケーションも個性の時代へ

コンプリケーションもただ複雑さを競うのではなく、精緻な技術を可視化することで見た目でも楽しめたり、鑑賞するだけではなく日常使いできるような新作が目立ちました。いずれも伝統的な技術にヒネリを加え、個性化とともに新たなラグジュアリーを提案します。

Jacob & Co. [ジェイコブ]

ツインターボ ツイントリプルアクシス トゥールビヨン ミニッツリピーター/4500万円(予価)

見て、聴いて、感覚で楽しむ超絶コンプリ

創立30周年を祝すにふさわしい、3軸トゥールビヨンの左右ダブル搭載とミニッツリピーターの合わせワザ。2年の開発期間をかけ、完成までの作業には3300時間を要する。見て、聴いて楽しめる、まさに感覚に訴えるコンプリケーションだ。手巻き、Ti×カーボンケース(57.3×51㎜)、レザーストラップ。30m防水。世界限定18本。10月発売予定/ジェイコブ(ユーロパッション)

Harry Winston [ハリー・ウィンストン]

イストワール・ドゥ・トゥールビヨン 7/6755万円(予価)

トゥールビヨンの可能性を拓くナンバー7

シリーズ第7弾は2軸トゥールビヨンを上下に搭載し、これを2層にしたディファレンシャルギアで連結し、等時性を図る。シリンダー型インジケーター装備のパワーリザーブは55時間を誇る。手巻き、18KWGケース(50.9㎜)、アリゲーターストラップ。3気圧防水。世界限定10本。12月発売予定/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)

頂点技術はいつの時代も時計師のチャレンジであるとともに、日進月歩の技術革新が注がれ、そこに機械式時計の未来が映し出されます。

だからこそミニッツリピーター、トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダークロノグラフといった、王道のコンプリケーションを本質から逸脱することなく、現代的な解釈を加えて進化させる。そうすることで過去から未来へと連綿と続く価値が生まれます。

意外なことに個性が際立つブランドはいずれもジュエラーでもあること。新たなラグジュアリーには既成概念に縛られない自由な発想と美の感性が必要なのかもしれません。

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