2016.02.18

2015年の総括と2016年の予測

ちょうど今頃、ジュネーブでは新作時計の発表会「SIHH」が開催中。新たな"ゼンマイ至宝"の紹介は次号に持ち越しますがまずは2016年の時計業界の動向を、昨年末に発表された新作と一緒に考察。

Bulgari [ブルガリ]

オクト・ヴェロチッシモ タキメーター日本限定モデル/118万円

ブルガリの新定番の日本限定/8角形ケースに110面体カットを施し、ハイビートムーブメントを搭載。ブルガリの時計技術の粋を楽しめるクロノグラフに、タキメーター入りのスポーティ仕様が加わりました。自動巻き、SSケース(41㎜)、アリゲーターストラップ/ブルガリ(ブルガリ ジャパン)

Tag Heuer [タグ・ホイヤー]

タグ・ホイヤー コネクテッド/16万5000円

高級感を重視したハイテクモデル/ケースのデザインは「ホイヤー01」をベースにしており、制作工程も品質管理も機械式モデルと同レベル。アンドロイドOSでもiOSでも使用できるというのも、さすがです。デジタル、グレード2チタンケース(46㎜)、ラバーストラップ/タグ・ホイヤー

201‌5年の時計業界を語るうえで外すことができないのが、中国市場の大減速。ここ数年、大躍進する中国市場を上手く取り入れたブランドが大きく成長してきましたが、政治腐敗を一掃するために贈り物の禁止が命じられると、ギフト需要が大きかった高級時計の売れ行きが一気に冷え込んだ。中国と香港を足すと、実に30%も売り上げ減となってしまったのです。さらに原油安と紛争問題に揺れたロシアも30%以上売り上げを落としており、国際時計市場は大荒れの様相を呈しています。さらにスイスフランは今でも高騰傾向にあり、輸出品の価格が上がっているのも不利に働いています。

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