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究極のモエ・エ・シャンドンをひと足先に味わってきました

「モエ・エ・シャンドン」のパーティー in パリ

今号のP.214ページでもご紹介している、モエ・エ・シャンドンの超絶シャンパン「MCⅢ(エムシースリー)」。そのローンチイベントが、6月にパリで開催されました。
「正式発表は9月以降」と厳命を受け、今日まで口チャックだったわけでして。会場はかつてのパリ証券取引所にして歴史的建造物のブロンニャール宮殿。まずはモエ アンペリアルで軽く喉を湿らせたあと、真っ暗なトンネルを抜けて通されたのは、ピラミッド型の小さな空間でした。

近頃流行りのプロジェクションマッピングで、シャンパンの泡がキラキラ降り注ぐと、黒服に身を包んだ男たちが、液体の入ったグラスとおつまみを運んできます。男は無言でジェスチャー。おつまみを口に入れ、液体を飲めということらしい。で、そうしてみたところ、液体はワイン、おつまみはキャビアでした。

そして男たちが引き上げ、また新たな映像が流れ、再び液体とおつまみが運ばれてきます。
これも液体はワイン、おつまみは何かの粉末?3回目のグラスはシャンパン、おつまみは鶏の照焼きのようです。

後になってようやくわかりましたが、これはMCⅢの3つの層、つまりメタル、ウッド、ガラスの層をそれぞれ単独で体験するセッションだったのですね。その後ついに、MCⅢをヤニック・アレノ監修のフードと賞味。それにしても2回目に出てきた粉末。あれはいったい何だったのでしょう? いまだに謎です(笑)

パリの歴史的建造物で、未知の味をこっそり体験

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■上:貴重なMCⅢが惜しげもなく開けられた一夜。贅沢すぎます。
■下:MCⅢを味わう前に、このシャンパンを構成する3つの層を疑似体験。メタルの層は2013年の原酒、ウッドの層は大樽熟成させた2006年の原酒、ガラスの層はグラン・ヴィンテージ・コレクション1993でした。

MCⅢのⅢとは、醸造、熟成の異なる3つの層です

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■左上:ウッドの層はオークの大樽で熟成された原酒。柔らかな口当たりをプラス。
■左下:ガラスの層はすでに完成したヴィンテージシャンパン。驚異的な複雑味。これら3つの層の原酒をブレンドしてふたたび発酵。10年間の瓶熟成を経て、気骨あるオヤジにふさわしい、究極のシャンパンができ上がるのです。
■右:メタルの層はステンレスタンクで醸造された原酒。ピュアな果実味を再現。

「MCⅢ」のこだわり

1.芸術的なまでに凝りに凝ったブレンド
2.限界に挑戦した10年にもおよぶ瓶熟成
3.人生の勝者にこそふさわしい豪奢なボトル

偉大なシャンパンは見た目も大事です

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■左:ボトムには刻印入りのメタルプレートでトドメ!
■中上:ラベルではなく、ロゴはシルバーのエッチングで。
■中下:メゾンのフラッグシップにふさわしいデザイン。
■右上:漆黒のボトルにシルバークロームの装飾。これにクラッとこないオヤジさんなど、この世にいるはずがありません!
■右下:男らしくて艶っぽい、メタルのコルクストッパー!

文/柳 忠之

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