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ジュネーブ新作時計速報2015

いま気になるゼンマイは
"モダンクラシコ"

個性を求めてデザインコードを強く打ち出す

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個性を求めてデザインコードを強く打ち出す (1/2)

先の1月19日にジュネーブサロン=S.I.H.H.が開幕。
今年は記念すべき25周年でもあった。そしてそんな記念の意味もあってか今年はブランドのオリジナリティがさらに加速。
個性をよりいっそう楽しめる新作が多数発表されました。
そのなかでLEONが見つけたのが”モダンクラシコ”というキーワードなのです。

そもそもモダンクラシコってナンだ!?

ここ数年、時計ブランドがオリジナリティを加速させている、というのは度々述べていること。一時期の「デカ厚」や「超複雑機構」の一大潮流のように、誰も彼もが同じ方向に向かうのではなく、各ブランドが各自各様の個性を活かした時計作りをしている。いまの時計界は、ある意味での、原点回帰をしているのです。そして重要なのは、その原点回帰した新作が単なる懐古主義ではなく、素晴らしい進化を遂げていること。そう、それがすなわち“モダンクラシコ”。今年のジュネーブではそんな“モダンクラシコ”の新モデルが例年以上に多数発表されたのです。

例えばブランドの伝統のスタイルを踏襲しつつ、しかしこれまでにはなかったまったく新しいフォルムにしたものだとか。あるいは歴史的名作のデザインをそのままに、最新鋭のムーブメントや新機構を搭載したものだとか。はたまた機械式時計のまさに古典であるトゥールビヨンやミニッツリピーターなどに、革新的な新技術や新技法を取り入れたものだとか。つまりそういう古典=クラシックを大切にしながらも、革新=モダンなアプローチをしているのが、“モダンクラシコ”。そしてそんな“モダンクラシコ”が、LEONがいま一番気になる、大オススメの時計なのです。

Cartier[カルティエ]

クレ ドゥ カルティエ 40㎜

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次世代のアイコンとなるコレクション

カルティエの古典のローマンインデックスやギョーシェなどを踏襲しつつ、新しいフォルムにした新作。「クレ」とは仏語で「鍵」の意味で、鍵に似た独特のリュウズも特徴。自動巻き、18KPGケース(40㎜)、アリゲーターストラップ。4月18日発売予定。193万円(予価)/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)

IWC[アイ・ダブリュー・シー]

ポルトギーゼ・ハンドワインド・エイトデイズ “75TH アニバーサリー”

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世界限定750本の稀少性も魅力

2015年は「ポルトギーゼ」の誕生75周年。それを記念し、オリジナルのデザインを復刻、IWCの誇る8日巻きムーブメントを搭載した新作。12時位置のブランド名が当時と同じ筆記体の旧ロゴであるのも特徴です。手巻き、SSケース(43㎜)、アリゲーターストラップ。世界限定750本。4月発売予定。118万5000円(予価)/IWC

A.Lange & Söhne[A.ランゲ&ゾーネ]

ランゲ1

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記念碑的名作の最新進化モデル

「ランゲ1」は第2次世界大戦後に東ドイツに国有化されたA.ランゲ&ゾーネが1990年の東西ドイツの統一で復興後の第1作となった記念碑的モデル。オフセンターのダイヤルレイアウトや大型日付表示の「アウトサイズデイト」は同ブランドのアイコン。そんなデザインコードをそのままにムーブメントを刷新したのがこれら。より精確に精緻に進化したのです。手巻き、右●18KPGケース、中●18KYGケース、左●Ptケース(すべて38.5㎜)、アリゲーターストラップ。7月以降発売予定。右、中●各344万円、左●490万円(すべて予価)/すべてA.ランゲ&ゾーネ

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より精確に精緻に進化した新ムーブメント。輪列の見直しにより新たにリュウズ側にテンプが配置されたのも大きな特徴です。

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Jaeger-LeCoultre[ジャガー・ルクルト]

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