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知っているようで知らない「ワールドタイム」の使い方

オヤジは魅せて使える
"お洒コン"を

オヤジは魅せて使える”お洒コン”を

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オヤジは魅せて使える”お洒コン”を (1/3)

とかく”世界は小さくなった”と言いますが、小さくなるほど気になるのが”時差”。海外と頻繁にやり取りするとなると、どうしても時差を意識せざるを得ませんからね。そこで注目すべきは時差調整機能。なかでも「ワールドタイム」がオススメです。都市ディスクと24時間リングで世界中の時刻を表示するので使い方は簡単。
それでいてデザイン的にも華があるので、会話のきっかけにもなっちゃったり⁉

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時計一発で国際派を気取れます!
クラシックなスーツ×ワールドタイムはデキるオヤジに見せる必須コーデです。スーツ25万5000円/ベルヴェスト(八木通商)、シャツ2万3000円/エリコ フォルミコラ、タイ1万4000円/フィオリオ、チーフ5200円/ニッキー(すべてユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館)、メガネ2万9000円/ジーエルシーオー(アイヴァン フレッド シーガル 代官山)

地球は自転をしており、太陽が当たるタイミングが異なる。これが時差です。24時間で360度回転するということは、1時間につき15度のズレが生じる計算になります。ここにタイムゾーンを定めたのが、1884年に行われた国際子午線会議でした。この会議の結果、30分刻みのインドなど例外はあるものの、世界は主に24のタイムゾーンで分けられました。そこで各タイムゾーンを代表する都市を明記したディスクと24時間リングを組み合わせて世界中の現在時刻を同時に表示する方式を考案したのが、1930年代に活躍した時計師のルイ・コティエ。現在のワールドタイムは、彼の機構がベースとなっています。

機構的にはシンプルで使いやすく、それでいて華やかなデザインをもつワールドタイムですが、現在はもっと多くのタイムゾーンが使用されています。そこでヴァシュロン・コンスタンタンでは37のタイムゾーンに対応する高性能ワールドタイムを発表。さらなる進化を遂げています。ちなみにほかの時差調整機能としては、GMTやデュアルタイムも存在していますが、それぞれに時差調整の方式が異なるので、自分の旅やスタイルに合った機構を選ぶのが大切でしょう。しかも“世界を相手に戦っている”という雰囲気を簡単に演出できるので、自己表現にもピッタリなのです。

Patek Philippe [パテック フィリップ]

Ref.5230/535万円

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1930年代から続く伝統モデル

10時位置のボタンを押すと、秒針を止めずに、時針、24時間リング、都市ディスクがジャンプして時差修正。自動巻き、18KRGケース(38.5㎜)、アリゲーターストラップ/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

Vacheron Constantin [ヴァシュロン・コンスタンタン]

オーヴァーシーズ・ ワールドタイム/459万円

Q.さて、いまネパールは何時かわかりますか?

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■右上:センターの時分針で表示する都市を6時位置の▲に合わせます。この場合はニューヨークが10時8分。それ以外の世界中の現在時刻は都市名と24時間リング分針から読み取ります。 ■右下:1時間ごとのタイムゾーンは黒文字と黒い三角マーカーで15分や30分刻みの時差は赤文字と赤い丸型マーカーで表示。タイムゾーンの切り替えはリュウズで行う仕組みであり、操作がシンプルで使いやすい。

最新のデザインと最高峰の機構の融合

今年リニューアルされた「オーヴァーシーズ」に新たに加わった、37タイムゾーン対応のワールドタイムモデル。中央の世界地図の上にはハーフトーンのディスクが入っており、24時間リングとともに回転し、ナイト&デイを表示する仕組み。自動巻き、SSケース(43.5㎜)、ラバーストラップ(アリゲーターとブレスレットが付属)/ヴァシュロン・コンスタンタン

A.20時53分です

【おせっかいな解説】今この時計は10時8分をさしていて、それはニューヨークの時間。で、外周の都市からネパールを探すと右上の20と21の間にありますから、20時台であることがわかります。ふたつある赤丸の向かって右側がデリー、左側がネパールの時間を示しており、赤丸は15分刻みに配置されているので、ネパールはセンターの時分針から45分ずれたタイムゾーンに属すことがわかり、8分+45分で20時53分となるのです。

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機構は同じでも見た目は個性的です

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