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ジュネーブ新作時計速報2015

いま気になるゼンマイは
"モダンクラシコ"

キーパーソンから2015年のゼンマイ動向が見えてきた

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キーパーソンから2015年のゼンマイ動向が見えてきた (1/2)

そして最後に、ジュネーブサロンの4人のキーパーソンたちにブランドの哲学や今年の新作などについて聞いたインタビューをご紹介。これらを読めば各ブランドの魅力がよりよく理解できまた2015年の高級時計の動向も見えてくる。ゼンマイ好きであれば必読なのですよ。

Audemars Piguet : CAO(Chief Artistic Officer)

オクタヴィオ・ガルシア

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1968年、シカゴ生まれ。2003年にオーデマ ピゲにデザインマネジャーとして参画。2011年より現職。スイス人の妻と3人の子供をもつよき父でもある。(※ 2015年1月現在)

「歴史と伝統と文化とを正しく受け継ぎ正確に美しく体現し未来を反映する」

オーデマ ピゲが一番大切にしているのは、ル・ブラッシュの高級時計の名門ブランドである自身の歴史と伝統と文化とを正しく受け継ぎ、それを正確に美しく体現すること。そしてそのモデルが未来を反映していることもとても重要です。そんなことから今年は伝統的なミニッツリピーターをオーデマ ピゲの革新的デザインのモデルである「ロイヤル オーク コンセプト」で制作。リピーターの音量と音色を科学的に解析し数値化するなど最先端技術を駆使し、さらに弦楽器製作の原理を適用することでヴァイオリンのような心地よい音を実現しているのが特徴。その音を大きく美しく響かせるためにケースをチタニウムにしているのも特筆点です。

Roger Dubuis : プロダクトデザインディレクター

リオネル・ファーブル

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1969年、スイス生まれ。ジュネーブとパリでジュエリーメイキングを学んだのちショパールで時計とジュエリーのデザインを担当。2009年にロジェ・デュブイに入社。

「ほかのどのブランドの時計にも似ていないオリジナリティをもつこと」

ロジェ・デュブイの哲学は、ほかのどのブランドの時計にも似ていないオリジナリティをもつこと。また、ひと目でロジェ・デュブイである、ということのわかる特別なデザインであること。そこで今年のテーマに選んだのが「スケルトン」です。なぜならばムーブメントを精巧で精緻なスケルトン加工にすることはロジェ・デュブイのもっとも得意とする、つまりはもっとも「ロジェ・デュブイらしい」といえるものであるから。そしてそんなスケルトン加工をケースやラグにも施した最新進化形の新コレクションが「エクスカリバー スパイダー」。まさに他の追随を許さない独自性と特別な美しさをもった、ロジェ・デュブイの新しいアイコンなのです。

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クリスチャン・クヌープ

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