Watch Watcher

後悔しない時計選びお教えします

これからマスターピース
となる一本って?

〜Vol.2〜

これからマスターピースとなる一本って?〜Vol.2〜

WATCH WATCHER

これからマスターピースとなる一本って?〜Vol.2〜 (1/2)

で、新時代の時計のマスターピースってこういうこと

07012016_ww_01

名作だからこそ大胆な提案が可能になる

スタイルを守ることは大切なことですが、何も手を加えなければ、時代の流れに取り残されてしまうでしょう。守るだけでなく、変化を恐れない……。それもマスターピースに求められる条件です。

例えば、パテック フィリップ「ノーチラス」。1976年に登場した際はステンレススチール素材を使うことで、「ラグジュアリーウォッチなのに、スポーティに使える」という新しい価値を提案しました。しかしラグスポ全盛の時代に入ると、今度は「ゴールド素材のラグジュアリーさ」を再提案。スポーティなデザインなのにフル金という相反する組み合わせで、新たな個性を作っています。

Patek Philippe [パテック フィリップ]

ノーチラス Ref.5711/1/573万円

07012016_ww_02

ゴールド×マローネで艶出し/潜水艦ノーチラス号の舷窓をイメージしたケースデザインが特徴。ケースもブレスレットも、ヘアラインとポリッシュ仕上げにして、ぎらつきを抑えています。自動巻き、18KRGケース(40㎜[10-4時方向])×ブレスレット。12気圧防水/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

素材の進化は時代が求めた結果

時計のデザインや表現力を考えるうえで、素材の進化は避けられないでしょう。タフなステンレススチール素材が好まれるようになったのは、常に露出し、傷つく危険が格段に増した腕時計時代から。そして時計が大型化すると、軽量で付け心地に優れるチタン素材が求められるようになります。素材の変化は、時計に新たな魅力を加える一種のスパイスなのです。

ハリー・ウィンストンが好んで使用するのは、航空宇宙産業で使用される「ザリウムTM」。軽くてタフなだけでなく、独特のグレーカラーがデザインに迫力を加えてくれるので、男の腕を飾る“アクセサリーとしての表現力”がさらに磨かれています。

Harry Winston [ハリー・ウィンストン]

HW オーシャン スポーツ・クロノグラフ/315万円

07012016_ww_03

レアマテリアルだから可能な質感/キング・オブ・ダイヤモンドと称される名門ジュエラーだけに、素材へのこだわりは相当なもの。見るからにタフな質感が、スケルトンクロノグラフの迫力を増幅させます。自動巻き、ザリウムTMケース(44㎜)、ラバーストラップ。20気圧防水/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン カスタマーインフォメーションデスク)

07012016_ww_08
ザリウム™が活躍するのは軽さと強度が求められる航空宇宙産業。時計に使用するのはここだけです。
次のページへ
過去の名品を現代的にアップデイト

Related