Watch Watcher

後悔しない時計選びお教えします

これからマスターピース
となる一本って?

〜Vol.1〜

これからマスターピースとなる一本って?〜Vol.1〜

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これからマスターピースとなる一本って?〜Vol.1〜 (1/3)

マスターピース。すなわち、傑作、名作、代表作は一朝一夕には生まれない。歴史、伝統、文化を集積し多くの人に愛され、ようやく到達できるのです。時代が変わってもゆるぎない価値がある時計はなんだかんだいっても、手に入れるべきなのです。

そもそも時計のマスターピースってなんだろう?

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地味ではなくて滋味その佇まいに惚れ込む

ここ数年、先端素材を使った、インパクト強めの時計が誌面を賑わせていますが、一方でマスターピースと呼ばれる定番モデルも、好調な売れ行きだとか。いまや時計は複数所有して、TPOに合わせて使い分けるモノ。豪華なフレンチのあとに正統な日本料理が食べたくなるように、どこかほっとする“見慣れた顔”も欲しくなるのです。

マスターピースと呼ばれるモデルは、まずは「時代の先駆者」であること。さらに、その存在が認められ、「多くのフォロワーを生み出している」こと、そして「スタイルを守り続けている」ことが重要。どこかで見たことがあるという既視感は、高評価の裏返しであり、歴史と伝統という滋味深さをじっくりと楽しむモノなのです。

Patek Philippe [パテック フィリップ]

カラトラバ Ref.5196/247万円

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腕時計とは、かくあるべし!/1932年に登場したカラトラバは、カラトラバ騎士団から名称を引用。立体感のある植字インデックスとシャープなドーフィン針が、シンプルさのなかに知的な雰囲気を醸します。手巻き、18KWGケース(37㎜)、アリゲーターストラップ/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

Jaeger-LeCoultre [ジャガー・ルクルト]

レベルソ・クラシック/59万円

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モダンデザインの萌芽/1931年に完成した、反転ケースをもつ角型ウォッチ。その当時流行していた、贅沢で優美で機能的な“アール・デコ”というデザイン様式を取り入れており、先端にいくほど細くなるラグやレイルウェイ模様は、当時から守られるスタイルです。手巻き、SSケース(38.5×23.05㎜)、アリゲーターストラップ/ジャガー・ルクルト

Audemars Piguet [オーデマ ピゲ]

ロイヤル オーク・オートマティック/180万円

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価値観をひっくり返した/1972年に初代モデルが登場。高級時計ながらあえてタフなステンレススチール素材を使用し、スポーティウォッチの世界にラグジュアリーという新しい指標を取り入れた。8角形ベゼルとビスは、英国艦船ロイヤルオークの舷窓をイメージ。自動巻き、SSケース(41㎜)×ブレスレット/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン)

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ファッションから紐解くマスターピースとは

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