オヤジのトキメキダイニング

Tirpse

[東京・港区]

Tirpse [東京・港区]

オヤジのトキメキダイニング

Tirpse [東京・港区]

幸運を才能にもつ新文化発信基地

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寺田恵一シェフは、料理人だった父と一緒に買い出しに行き、料理をする休日が楽しみな小学生だったそう。だから迷わず父と同じ道を目指し、「シェ・イノ」で4年半。その後、フランスのブルゴーニュ、スペインのバスクを巡り、帰国後は予約が取れないレストランとしてその名を馳せた「カンテサンス」へ。同店の移転後、同じくカンテサンスでソムリエを務めていた大橋氏がオーナーとなり、2‌01‌3年9月に「ティルプス」として独立。最強タッグを組んだのです(幸運①)。

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スタイリッシュだけど日本人の誇りがあります/店名の“ティルプス(TIRPSE)”は、フランス語の“エスプリ(ESPRIT)”を逆さまにしたものなのですって。お皿はほとんどが和食器。アミューズで使用する帽子型のお皿も福岡の小石原焼きで、森山寛二郎作のティルプスオリジナルです。穴子とクスクスのサラダは、茗荷、梅など日本食材をふんだんに。

そしてミシュランの星を世界最速の2カ月で獲得。さらに、フランスから帰国した女性パティシエ中村樹里子氏を迎え(幸運②)、平均年齢なんと26歳、休日も一緒にいるほど仲良しの5人チームが完成しました。開店して1年も経たずにあっという間に有名になったお店だけど、その裏には素晴らしいチームワークが存在していたってワケ。厳しい子弟関係がいまだある料理業界に一石を投じた期待の新生、チーム・ティルプス。彼らのオリジナリティ溢れる文化発信を期待しています。

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世界中の料理をティルプス風に/左から、玉ねぎのチップスに玉ねぎのムースを入れ、アールグレイの茶葉を散らしたアミューズ。コースメニュー内の“パチッと音が鳴るエンドウ”とは、スナップ・エンドウのスープ名。マスカルポーネチーズ入りの焦がしバターも癖になります。

淑女のトキメキポイント

今回はデザートの写真がないのだけど、実は、パリで活躍していた女性パティシエの中村さんに興味津々なの。コースのデザート名は「女子の好きなもの」。チャーミングな名前よね。これだけでもセンスの良さが感じられます。

写真/久保田育男(OWL)
ナビゲーション・文/YULI*YULI
2014年10月号より抜粋

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いたるところにカンテサンスが感じられます
カンテサンスのインテリアを利用したモダンな店内。若きチーム・ティルプスは決断が潔く、世界中の文化を自分たちらしく発信しようとしているの。
03-5791-3101
東京都港区白金台5-4-7 
営業/12:00〜13:30(L.O.)、18:00〜20:30(L.O.) 日休 
●ランチコース6000円〜、ディナーコース1万2000円〜、グラスシャンパン2000円〜
※別途サービス料10%

東京都港区白金台5-4-7

Tirpse

ティルプス
03-5791-3101
東京都港区白金台5-4-7 
営業/12:00〜13:30(L.O.)、18:00〜20:30(L.O.) 日休

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