オヤジのトキメキダイニング

寿司 勇

[東京・港区]

寿司 勇 [東京・港区]

オヤジのトキメキダイニング

寿司 勇 [東京・港区]

正真正銘西麻布の隠れ一軒家寿司

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一枚の絵のような鷲と松の欄間/ここは大将の丁寧な作業が
垣間みられる特等席。まずは心尽くしのつまみを白ワインと一緒にどうぞ。ワインはオーストラリアのPLANTAGENETのみ。厳選されたシャルドネです。

西麻布、星条旗通りの一本裏手。葛飾区で寿司店を始めた初代大将がここに移転した1978年、このあたりにはほとんど寿司屋はなかったそう。この数年、西麻布もすっかり寿司店が多くなり、今やちょっと歩けば“寿司”の看板がたくさん! その数なんと約80軒。西麻布らしい若手のモダンな寿司店が多いなか、二代目大将の島崎大輔氏は、譲り受けた一軒家で黙々と握り続けています。

門をくぐり、会津の蔵に付いていたという重い木の扉を開けると……って聞くと、ちょっとハードルが高い感じだけど、決してそんなことはありません。店内は天井が高く、ゆったりとした空間に広々としたカウンター。大将の笑顔にホッとして、この店が人知れず、でも多くの人に愛されているのがわかる、柔らかな空気が流れています。大将はいわゆる寿司店の息子だけど、よくある「小さい時から父を見て寿司を握っていた」というパターンではなく、22歳からそのキャリアをスタートしたのだそう。そのせいか漂う、余裕とリラックス感がYULI*YULIは好きなの。

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どれもこれも「寿司 勇」の人気の逸品です、お土産もね/左から貝割れの昆布締め。千枚漬けのように北海道の真昆布と鰹節に三日間つけた手間のかかった逸品。新秋刀魚の干物は、なんとこのお店で天日干しされた自家製です。すだちでいただきます。稲荷寿司が不得意なYULI*YULI絶賛! 40年の付き合いという住吉の中村屋から取り寄せているお揚げです。

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西麻布に出現した日本家屋です/土塀や前庭に続く木扉は和食屋のような風情。こんな都会の真ん中で一軒家寿司店を贔屓に。こんなお店を発見できるから、たまにはデート帰りの裏通り散歩はオススメです。

淑女のトキメキポイント

ただでさえ一軒家の寿司屋って少ないのに、西麻布でしょ? 稀少ですよね。日本のお寿司を楽しみにやってくる外国のお客様も多いのですって。こんなお店の常連さんになれたらいいな〜。

写真/久保田育男(OWL)
イラスト/桑原 節
2015年10月号より抜粋

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広々としたカウンターが贅沢でしょ
椅子の座り心地も良くって、ついつい長居をしそうになる店内です。大将の武勇伝を聞きながら長い夜を。
03-3403-6467
東京都港区西麻布1-4-15
営業/17:30〜23:30(L.O.)日祝休
●1万2000円のおまかせコースのみ、グラスワイン1200円〜

東京都港区西麻布1-4-15

寿司 勇

03-3403-6467
東京都港区西麻布1-4-15
営業/17:30〜23:30(L.O.)日祝休

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