フード・レストラン・リカー

世界の美食探訪は、このアワードから始まる!

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先日、オーストラリア・メルボルンのロイヤル・エキジビション・ビルディングに、世界中のフードジャーナリストや美食家、そしてレストラン関係者が詰めかけていたことをご存じでしょうか。2017年度の「世界のベストレストラン50」が発表されるのを、固唾を飲んで待ち受けていた人々です。これはレストラン業界のインフルエンサー約1000人による投票に基づき、「美食の世界の潮流を創り出す」料理人とその店、地域などを読み解くデータベースとして毎年世界的に注目されているアワードなのですね。

そして、見事に1位の栄冠を手にしたのは、ニューヨークの「Eleven Madison Park(イレブン・マディソン・パーク)」。スイス出身の実力派シェフ、ダニエル・ハム氏によるサプライズとエンターテインメント性に富んだ料理とサービスが話題を呼んでいます。アジアからは、タイ・バンコクの「Gaggan(ガガン)」が昨年の23位から順位を上げて7位に、シンガポールの「Restaurant André(レストラン・アンドレ)」が14位に選ばれました。ちなみに「ガガン」は6月にマンダリン オリエンタル 東京にてポップアップレストランを開催予定です(www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/hotel/hotel-news/)。

日本からは都内の2店がランクイン。フレンチ「NARISAWA」が18位、和食店「傳(でん)」が45位に入賞しました。他エリアで注目したいのが、ペルーの首都リマ。5位の『Central』、8位 の『Maido』、33位の『Astrid y Gastón』と3店もランクインしています。日本からは地球の反対側の遠い国ではありますが、世界的に評価が高まる「コンテンポラリー・ペルビアン」の名店巡りが目的で、美食の都・リマを訪れる食通も増えているそう。海と山に恵まれ、新鮮な食材の味をスパイスで引き出すというペルー料理……、ぜひ本場で食してみたいものです。ちなみに、『Maido』はペルー料理と日本料理のフュージョンで「ニッケイ(日系)料理」なのだとか。次のバカンスで訪れる都市は、下記の公式サイトの「LIST」の項目から参考にして選ぶ……そんな美食尽くしの旅もいいですね!

■「世界のベストレストラン50」公式サイト(英文)
URL/www.theworlds50best.com/

TOP3はコチラです!

1位「イレブン マディソン パーク」(アメリカ/ニューヨーク)

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写真左/マディソンスクエアからほど近い店のインテリアは、優雅なアール・デコ調。多国籍のコンテンポラリー・キュイジーヌは、11品のコースで295ドルです。右/14歳から料理を始め、わずか24歳でミシュラン1ツ星を獲得した天才、ダニエル・ハム氏が同店のエグゼクティブ・シェフに就任したのは2006年。以来、『NY Times』や『ミシュランガイド』『フォーブス・トラベルガイド』などから高い評価を得て、11年目にして今回の快挙を成し遂げました。
URL/https://www.elevenmadisonpark.com/collaborations/

2位 「オステリア フランチェスカーナ」(イタリア/モデナ)

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写真左/モデナの三ツ星レストランで舵を取るマッシモ・ボットゥーラ氏は言います。「テーブルは決してテクニカルに料理を披露する場ではありません。イタリアの美しい風景を表現し、私たちの情熱をありったけ込めた1皿1皿でお客さまを感情の旅へと誘う場所なのです」。右/伝統と革新を融合させた美しきイタリアン・コンテンポラリーは、12品のコースで250ユーロ。ワインペアリングは170ユーロ。アラカルトも豊富です。
URL/www.osteriafrancescana.it

3位「アル・サリェー・ダ・カン・ロカ」(スペイン/ジローナ)

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写真左/ガラス張りのギャラリーを彷彿とさせる店内は、木のぬくもりも感じさせる居心地の良さ。右/ロカ3兄弟が切り盛りする店は、2013年と2015年には同賞で1位を獲得。シェフ長の長男(中央)、ソムリエの次男とパティシエの三男のうち、日々ひとりが必ず厨房に立って指揮を執るとか。カタルーニャ地方の郷土料理を創造的にアレンジするスタイルで世界中の美食家たちを魅了します。14品のコースで205ユーロ。ワインペアリングは90ユーロ。
URL/www.cellercanroca.com

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