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森口徳昭のロンドンわしづかみ!!
世界遺産でヨガ
08 September 2010
POSTED BY MORIGUCHI

人生一度っきり。
旅をしないともったいない。とは言い切りません。
デキるオヤジは忙しいですからね。
でも、いざ旅にいったら、
旅先で“何か”をしないともったいない。
ガイドブック片手に写真ばかりじゃあ、ただの観光客。
「旅慣れ上手」と呼ぶにはほど遠しです。

さて、現在、ユネスコ世界遺産センターに登録されている
世界遺産の数は、911件だそうです(2010年現在)。
登録数がもっとも多い国は45件のイタリア(バチカン含む)で、
イギリスは27件。ちなみに、日本は14件。

ロンドンにも「キュー王立植物園」「グリニッジ」「ロンドン塔」
「ウェストミンスター寺院」と4つの世界遺産がありますが、
今回は南西に200kmほど足を伸ばして、
文化遺産『ストーンへンジ』を旅してきました。

S1

おっと間違えました。こちらは電車から見た、ただの藁の固まり。
牛が食べるヤツです。でも、旅にはのどかな風景はつき物ですよね。
とはいえ、じらしプレイをしてすいません。

S2

こちらが、お待ちかねの『ストーンへイジ』。
今から5000年も前に土台が作られ始め、
紀元前2500~2000年頃に完成したと考えられています。
この巨石群の最大の柱は50トンもあり、
30km離れたマルバラーの丘や、250km離れた
ウェールズのプレセリの丘から運送されたとか。

S3

さきほどの写真の位置から、逆サイドで撮影してみました。
ほぼ同時刻です。気づきました? 太陽光の当たり方が違いますね。
円形に作られていたであろうストーンへンジは、
天文台の役割を果たしていたそうです。例えば夏至の日。
祭壇石とヒールストーンの直線上に昇るそうです。
いまのようにカレンダーや時計のなかった時代に、
暦を読み取っていたわけですね。

とまぁ、謎も多いストーンへンジの詳しい解説は、ウィキペディアに
まかせるとして、ちょっと今回、ハッとさせられたことがありました。

同行した人が、世界遺産ストーンヘンジを前に、ヨガを始めたのです。
無心になり、気も開放された様子で、終了後には涙を流していました。

ブログのことももあり、写真を撮ることに必死になっていた僕は、少し反省。
いかん、いかん。これじゃただの観光客だと。
それからしばらく、風を感じながらまっすぐに巨石群を眺めていました。

とはいえ別に、『ストーンヘンジ』がパワースポットだとか、
スピリチュアルな話を進めようとは毛頭思いません。

そこでボ~っと寝るだけでもいいし、ヨガをするもいい。
自分だけの“何か”を残すことのほうが、
「旅慣れ上手」なんじゃないかな、と強く思いました。

S4

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PROFILE
森口徳昭

森口徳昭(もりぐち・のりあき)

『LEON』などで編集者経験を積み、現在は、“男”のルーツがあるロンドンに遊学中。イタリア人もこっそり影で憧れる、イギリス人の気質って何?ゆっくり探りつつ、根っから紳士な国のラグジュアリーや、パンクが生まれた国の次なる爆発ネタを、お届けします。