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森口徳昭のロンドンわしづかみ!!
慰めという報酬、byエリザベス女王
05 July 2010
POSTED BY MORIGUCHI

(今回は放置プレイしていた<RHSチェルシーフラワーショー2010>の続編です)

 flower1

<RHSチェルシーフラワーショー2010>にて、天才庭師、石原和幸氏が
発表した『風花』。石原氏が「人生史上、最高の庭ができた」と語った
和洋折衷なガーデニングに、エリザベス女王が観覧に来たときのこと!

「アナタは、ガーデニングのマジシャンね。」

エリザベス女王が、この『風花』の庭のなかに入り、
石原氏にこう語りかけてくれたという。

それは、絢爛豪華に花満載にするワケでなく、ポイントポイントでアヤメを
利かせる。それは、何十種類もの紅葉も植え、コケを植え、色の濃淡で魅せる。
そしてそれは、庭にガラスで滝を作り、光のプリズムを完成させる。

深いテクニックが忍ばされ、5感まるごと楽しませる
『風花-kazahana-』だったのですが、、、

その結果は、シルバーメダル。過去3年連続でゴールドメダルを
受賞していた石原氏は、呆然とし、10分間動けなかったみたい。

ただ、路上生活者や元囚人たちで創る「エデンプロジェクト」の庭が
同じシルバーメダルで泣いて喜んでいる光景を見て、石原氏は
ゴールドメダルにこだわり過ぎていたことに気づいた。

考え方を変えると、(結果を知っていたであろう)エリザベス女王が、
「アナタはマジシャンね」と言って慰めてくれたということ。

来場者の1意見でしかないですが、この『風花』は
どのブースよりも来場者を集めていたし、どのブースよりも
人々をトキメカせてくれた。メダルの色に関係なく、
間違いなくどのブースよりも楽しませていた。

その事実を日本人として誇りに思いたいし、
できるだけ多くの人に“凄さ”を伝えたい。
そんな想いから、今回ブログに掲載させてもらいました。

では、ディテールもご覧ください。

flower2

これぞ、風花の真骨頂。ガラスの滝に光が通ってプリズムが発生。
コケの濃淡とあいまって、もはやドラマチック。

flower3

アクセントにあしらった紅葉の綺麗さに、改めてハっとさせられます。
こういうのを見る度、“極めれば和”ということを痛感。
食(和食)も衣服(着物)も家(日本家屋)も、そして
ガーデニング(『風花』)も、結局は和が究極なのでは!!と感じました。

flower4

水の流れは、癒し効果も。「ここにメダカを入れたら?」との問いに、
もちろんそれは計算していて、実際の庭ではメダカを飼うといいそうです。
そうすると、ボウフラを食べてくれて、蚊が発生しないんだとか。

flower5

こちらが、石原和幸氏。<朝青龍が庭師に弟子入り!!>というニュースを
覚えている方はいませんか?そう、そのお師匠様が石原氏でもあります。

彼の作品を見たい、という方は6月23日にオープンした
「富良野 森のガーデン美術館」へ行ってみてください。
☆リンク「富良野 森のガーデン美術館」
http://www.kaza-hana.jp/blog/

ちなみに8月下旬にジョルジオ・アルマーニジャパンと
一緒に「男を磨く花教室(仮題)」を開催予定。
※花教室の問い合わせは下記へ

さらに10月には、ハウステンボスで開催する
ガーデニングワールドカップ2010ナガサキの総合プロデュース。

ハウステンボス http://www.huistenbosch.co.jp/
ガーデニングワールドカップ2010ナガサキ http://www.gardeningworldcup.jp/

個人的なお庭のオーダーも受け付けてくれます。
石原和幸デザイン研究所 電話/03-6690-8787
http://www.kaza-hana.jp/offer/

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PROFILE
森口徳昭

森口徳昭(もりぐち・のりあき)

『LEON』などで編集者経験を積み、現在は、“男”のルーツがあるロンドンに遊学中。イタリア人もこっそり影で憧れる、イギリス人の気質って何?ゆっくり探りつつ、根っから紳士な国のラグジュアリーや、パンクが生まれた国の次なる爆発ネタを、お届けします。