しあわせグルマ

Mc Laren 650S × WA亭 風こみち

Mc Laren 650S × WA亭 風こみち

しあわせグルマ

Mc Laren 650S × WA亭 風こみち (1/3)

※本特集は2014年8月号で掲載した企画の抜粋です。

この号が出る頃には、ピッティも終わって。ミラノのコレクションも終わっていて……。なぁんて考えていたら思い出したんです。イタリアの某名門ブランドの代表のことを。で、熱海に行ってきたんです。

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なかなかに良い感じでしょう/宿の佇まいはこのように瀟洒な感じ。クルマも掛け値なしのスーパースポーツ。ちょっとヨーロピアンな気分でもありますね。

今月はモナコの旅を気取ってみました

イタリアの某名門ブランドの代表に、たいへんな親日家がおりまして。ビジネスではもちろん、プライベートでも、しょっちゅう日本に来ている。そして、そんなイタリアのオヤジさんが、しばしばこう言うのです。「熱海はモナコにとてもよく似ている」と。

実際に熱海は、東京に近いために都会的に開けたこと、高台から海を見下ろせること、そんなところがモナコに似ていると言われる。それで「東洋のモナコ」なぁんて言われたりもする。でもそれもかつてのことで、いまの熱海はご存知のように、ちょっと寂しげだったりもする。だから、豪奢なクルーザーや瀟洒なホテルが立ち並ぶ高級マリンリゾートであるモナコとは大違い。そうですよね。しかしそれでも、イタリア人の目から見ると「熱海はモナコに似ている」のだそう。だから「ぜひ熱海を高級リゾートに再開発すべき」と熱弁を振るうわけです。

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大人好みの宿なのです/宿の中も落ち着いた和モダンで、あちらこちらのしつらえも洒脱。周囲は緑がたっぷりで窓からの眺めも良い。と、大人好みな感じなのですね。自由に楽しめるコーヒーや書棚もうれしい限りです。

で、ヨーロッパ屈指のラグジュアリーブランドの重鎮で、とびきりの遊び上手でもあるオヤジさんがそこまで言うのであれば、そうなのかしら、と。もしや自分の国のことだからこそ気づかない、何か素晴らしい魅力が熱海にあるのかも、と。そういうことで今月は熱海を目的地に選択したのです。

そしてモナコを想起してのドライブを楽しむのには、やはりモナコグランプリを気取れるようなスーパースポーツが良い。そこでクルマはF1の名門コンストラクターであるマクラーレンをチョイス。そう、マクラーレンの新モデルの「650S」は目下の最新鋭で、ご紹介するのに最高の1台でもありますよね。

ということで、モナコの紺碧の海をイメージしながら熱海の海辺をラグジュアリーにゴージャスにぶっ飛ばして来た次第。では、はたして熱海は本当にモナコによく似ているのか――。と、まぁ、そういうあたりのことを、じっくりとお読みくださいませ。

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こう見えて街乗りだって得意です

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