どうも。編集長代理の前田です。 日刊エディターズインプレッションにも書いているとおり、ただ今パリに来ております。なんと今日は、あのエルメスさんの本社(パリ本店の上階)にお邪魔してきました! 目的はこれもご報告のとおり、エルメスの春の新作となる香水について、調香師であるジャン=クロード・エレナ氏とボトルデザインを担当したデザイナーのフィリップ・ムケ氏のインタビューだったのですが、インタビューの詳細はレオン本誌にてご紹介するとして、こちらでは世界のトップオブ・メゾンであるエルメスの本社についてお送りいたします。 さて、まず驚かされたのが、その最上階。なんとアテンドされたトップフロアには庭が! まさに空中庭園。なんでも、この本社はまさにその名のとおりメゾン(=家)でなくてはならないというエルメスらしい考えを具現化しているものだそうで、事実、ウェイティングルームのソファに腰をおろすやいなや、「どうぞ友人の家だと思っておくつろぎくださいね(フランス語)」とのお言葉。さすが”エルメスは社員すべてが大きな家族のようなもの”と言われるブランドです。
で、次に通されたのはさらになんと!な、鞍の工房。ご存じのとおり、エルメスと馬といえば、まさに馬具作りをルーツに持ち、今も綿々と作り続けているというそのブランドの姿勢も含めて切っても切れない関係。つまりブランドアイデンティティという意味でももっとも大切な工房を見学させていただいたわけです。しかもこの工房はエルメスの数ある工房の中でもっとも古く、今なお全世界のエルメスの鞍の製作はすべてここで行っているとのこと。いや~なんだか感慨深いものがあります。 さて、どんなところかというと、これが案外狭い。今日も5人の職人さんが黙々と革と対峙してらっしゃいました。ここから年間400個の鞍が生まれるわけですが、およそひとつの鞍を仕上げるのに要する時間は25~50時間だそう。なかには100時間を要するものもあるそうです。 これもまた驚いたのがその商品管理ノート。エルメスの歴史を考えれば当然といえば当然なんですが、一番古いもので1909年のものが残っているそうです。しかもその管理の仕方は基本、現在の方法と同様。ただ違うのは当時の記録はすべて万年筆によるもの、というくらいだとか。
さてさて本社の見学の感動はもちろんなのですが、そういえば昨夜はこれもエルメスさんの計らいによってあのジンガロの最新演目を、ヴェルサイユ宮殿近くのジンガロ劇場にて見させていただきました! 個人的にもジンガロは好きで、もちろん2005年初来日時の『ルンタ』、昨年の『バトゥータ』ともに見ている僕なんですが、まさかパリの常設劇場で見れるとは! ジンガロを見たことがないという向きは、ぜひネット等で詳しく調べていただくとして、今回の演目について簡単にいうと、どちらかといえばその世界観は『ルンタ』のそれに近いような…。生と死、黒と白、天使と悪魔、光と影など、あらゆることが対照的に表現され、結果、馬と人も、強い動物と弱い動物、と対照的に描かれてます。なにより、その表現方法が新しくて、今回は影絵が全編を通して効果的に使われていました。 ま、百聞は一見にしかず。もしパリにお立ち寄りの際はぜひご覧くださいませ。なぜエルメスが馬を大切にするのか、そんなことも理解していただけるはずです!
そんなこんなのパリでございますが、え? 仕事? いや、してますって! たぶん…。ささ、それは置いておいて、次はミラノから! シーユー。
どうも。編集長代理の前田です。

日刊エディターズインプレッションにも書いているとおり、ただ今パリに来ております。なんと今日は、あのエルメスさんの本社(パリ本店の上階)にお邪魔してきました! 目的はこれもご報告のとおり、エルメスの春の新作となる香水について、調香師であるジャン=クロード・エレナ氏とボトルデザインを担当したデザイナーのフィリップ・ムケ氏のインタビューだったのですが、インタビューの詳細はレオン本誌にてご紹介するとして、こちらでは世界のトップオブ・メゾンであるエルメスの本社についてお送りいたします。
さて、まず驚かされたのが、その最上階。なんとアテンドされたトップフロアには庭が! まさに空中庭園。なんでも、この本社はまさにその名のとおりメゾン(=家)でなくてはならないというエルメスらしい考えを具現化しているものだそうで、事実、ウェイティングルームのソファに腰をおろすやいなや、「どうぞ友人の家だと思っておくつろぎくださいね(フランス語)」とのお言葉。さすが”エルメスは社員すべてが大きな家族のようなもの”と言われるブランドです。
で、次に通されたのはさらになんと!な、鞍の工房。ご存じのとおり、エルメスと馬といえば、まさに馬具作りをルーツに持ち、今も綿々と作り続けているというそのブランドの姿勢も含めて切っても切れない関係。つまりブランドアイデンティティという意味でももっとも大切な工房を見学させていただいたわけです。しかもこの工房はエルメスの数ある工房の中でもっとも古く、今なお全世界のエルメスの鞍の製作はすべてここで行っているとのこと。いや~なんだか感慨深いものがあります。

さて、どんなところかというと、これが案外狭い。今日も5人の職人さんが黙々と革と対峙してらっしゃいました。ここから年間400個の鞍が生まれるわけですが、およそひとつの鞍を仕上げるのに要する時間は25~50時間だそう。なかには100時間を要するものもあるそうです。
これもまた驚いたのがその商品管理ノート。エルメスの歴史を考えれば当然といえば当然なんですが、一番古いもので1909年のものが残っているそうです。しかもその管理の仕方は基本、現在の方法と同様。ただ違うのは当時の記録はすべて万年筆によるもの、というくらいだとか。
縫製のための道具が。この狭い空間が全世界のエルメスにとって、
もっとも尊敬され、その社員のみなさんでさえ、
身が引き締まるという場所、と聞くとすごい場所にいるなあと。
ここに自分の名前が記録されると思うと、
いつか作ってみたいものですが…
さてさて本社の見学の感動はもちろんなのですが、そういえば昨夜はこれもエルメスさんの計らいによってあのジンガロの最新演目を、ヴェルサイユ宮殿近くのジンガロ劇場にて見させていただきました!

個人的にもジンガロは好きで、もちろん2005年初来日時の『ルンタ』、昨年の『バトゥータ』ともに見ている僕なんですが、まさかパリの常設劇場で見れるとは! ジンガロを見たことがないという向きは、ぜひネット等で詳しく調べていただくとして、今回の演目について簡単にいうと、どちらかといえばその世界観は『ルンタ』のそれに近いような…。生と死、黒と白、天使と悪魔、光と影など、あらゆることが対照的に表現され、結果、馬と人も、強い動物と弱い動物、と対照的に描かれてます。なにより、その表現方法が新しくて、今回は影絵が全編を通して効果的に使われていました。
ま、百聞は一見にしかず。もしパリにお立ち寄りの際はぜひご覧くださいませ。なぜエルメスが馬を大切にするのか、そんなことも理解していただけるはずです!
ジンガロのことだけでも長々と書きたい~。
そんなこんなのパリでございますが、え? 仕事? いや、してますって! たぶん…。ささ、それは置いておいて、次はミラノから!

シーユー。
ウールの5ポケットパンツはボルドー。
インナーのタートルとコーデュロイのダブルのジャケットは
ともに黒です。なんかどっかの国のジャーナリストに
写真撮られました。後ろはもちろん凱旋門です。
え? 観光じゃないかって? いや頑張ってますって!