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LEON編集部のエディターズインプ
モテるオヤジは仕事中:チャリで土遊び(2)
16 March 2010
POSTED BY editor

どうも、編集長代理の前田です。

最近、深夜の食事(仕事柄、深夜0時以降の食事のこと)を中断したら、なんと3週間で、な〜んにもしてないのに3kgも体重が減りました。喜ぶ前に、今までの生活がいかにヤバかったかが露骨にわかって、むしろちょいびっくりです。

そもそもストイックに体を鍛えたり、生活管理をするのが大の苦手。
だから運動といっても、遊びと直結していないとやる気が出ないのはもちろんのこと、長続きも当然しません。とはいえ体を動かすのは好きなので、いろんな遊びに顔だけは突っ込んじゃうんですね。そんな僕が30歳代前半から飽きずに続けているのがチャリ(はい、もちろん自転車のことです)。以前、このブログでも書きましたが、ダウンヒルはそのひとつ。
実はオートバイでオフロードやダートコースを走るのに夢中になっていた時期があって、その延長ではじめたのがダウンヒルなんですが、もっと自分の力で遠くに行けたら面白いだろうなあと思って(実際ダウンヒル用のチャリは重くて長距離には向きません)、はじめたのがチャリでのツーリングです。とはいえ大抵は自宅近くの山を走ったり、高尾山までぶらりと出かけたりという、ゆる〜い感じ。だったのですが、先週の土曜日、あんまり天気がいいので「ちょっと遠くまで行ってみよう」と出かけてみました。

(1)CIMG0001

これが僕のツーリング用チャリ。自分で組み立てたもので、フレームはブランド不明。たぶん90年代前半のものかな。ヘッドはオーバーサイズなのにカンチブレーキ用のハンガーがある頃のものです(マニアックな話で失礼)。

(2)CIMG0002

(3)CIMG0003

ハンドルはDMR。フロントフォークは懐かしいFOXの125RL。本来はグリップエンドにつける補助ハンドルを前傾姿勢用にハンドル中央に付けてます。ブレーキはヘイズのエルカミーノ。キャリパーサポートがないため、AtoZの後付けディスクキャリパーサポートでディスク化させてます。意外に精度があって、ブレーキの引きずりもなく、使えます!(またマニアックな話でホントすみません!)

午後2時すぎ出発(昨夜、朝方に帰宅のため、起きたのが昼!のため)。
目的地は、なし。
とりあえず、目標は片道40km。
ロードレーサーに乗っている方にとってはなんてことない距離かもしれませんが、僕のチャリはタイヤ幅2.20の極太系。ので、設定はこのくらいかな、と。
気持ち良さそう、という理由で、コースは多摩川沿いに、なんとなく。
サイクリングコースも完備されていて、最高です。
10km、20kmと快調。
30kmを過ぎたあたりから、若干帰りの道中が気になりだす。
35kmあたりで午後4時前…。
う〜ん、こんなに気持ちいいのに、帰りが真っ暗って、やだよなあ、と独り言。

そんな僕の前に現れたのが、なんともいい案配のカフェ。
多摩川沿いにこんないいカフェがあったんですねえ。
名前は『LUNATIQUE(ルナティック)』。

(4)CIMG0006

どうです。いい感じでしょ。この雑然と置かれたイスとテーブルがまた、なんともゆるくていい! 僕としてはLEONでふだんご紹介しているラグジュアリーなレストランやバーも好きなのですが、ひとりでぶらり、な時にはこういう場所でこれまたゆる〜く時間を過ごすのもとっても贅沢だと思うんです。
『LUNATIQUE(ルナティック)』
HP http://tokioplage.jp

(5)CIMG0010

中から見るとこんな感じ。今現在は河川敷の整備中で、ネットが張られています。どうやらこの最高の借景に堤防ができちゃうそうです。もったいない! でも、十分心地いい場所です。

こんなところに隠れ家!
のような佇まいと、そろそろ疲れちゃったな〜、という言い訳からぶらり。
もちろん外のテーブルに陣取ります。

以下、『LUNATIQUE(ルナティック)』の素敵なウエイトレスさんとのやり取り。

「ここ、いいですか?」
「どうぞ〜」
「じゃあ、アイスコーヒーを。ガム抜きのブラックで」
「はい。お持ちしますのでこちらでお待ちください」
「シガーを吸いたいんで、灰皿もいただけますか?」
「はい、少々お待ちくださいませ」
と、持参のドライシガーに火をつける。
「お待たせしました。すぐアイスコーヒーもお持ちしますね」
は〜今日はこれでおしまい。一服したら帰ろ、と独り言。
夕日を見ながらの外シガーは最高です。
「アイスコーヒー、ガム抜きでよろしかったですよね?」
「はい、ありがとう。あ、お勘定はどちらで?」
「今でも結構ですし、後ほどでも構いませんよ」
「じゃあ今、お支払いしちゃいますね」
と工具や携帯電話などを入れたボディバッグを漁る。
「……」
「……」
「…ない…かも」
「え?」
「あの…その…財布…が」
「?」

と、そうなんです。ないんですよ。財布が!
いや〜困りましたね、さすがに。どっかに落としたのか、それとも、そもそも持っていなかったのか。そもそも持っていなかったらこりゃ、立派な無銭飲食ですよ! LEONの編集長代理が財布がない、500円のアイスコーヒーのお勘定ができないって!
焦りましたね、正直。
目の前には出来立てのアイスコーヒーです。
空しくカラン、と氷が音をたてちゃったりして…。
これほどアイスコーヒーが尊大なものだとは思いませんでしたね、今まで。

「ない…ですか?」
「ない…みたいですね」と僕。

ところがですよ!
「じゃ、とにかくこれ飲んで、探しに行ってください!」
と。
「え?」
「気になさらないでください!それよりお財布!」

ハイ。こんなに長く書いちゃったのは、実はこれが書きたかったからなんですね。結局財布はガレージに置き忘れてきただけで、翌日、当然お支払いしに出かけたんですが、その時も「わざわざすみません」と言っていただいて…。
往復70kmの川沿いツーリングも楽しかったのですが、それ以上に『LUNATIQUE(ルナティック)』で、無銭飲食野郎の僕にやさしい言葉をかけてくれたお店のみなさんに感激した一日でした、と。もちろん翌日、お財布をしっかり持っていただいたピッツァも最高でした。
あんまりにも長くなっちゃったので、これにて。
シーユー。

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