Drivers' LEON

「最新のユーティリティーヴィークル事情」

モテるオヤジに3列シートも悪くない

〜Vol.1〜

モテるオヤジに3列シートも悪くない 〜Vol.1〜

Drivers’ LEON

モテるオヤジに3列シートも悪くない 〜Vol.1〜 (1/2)

※本特集は2015年11月号で掲載した企画の抜粋です。

家族思いの素敵なお父さん。はたまた群れるのが好きな若者たち。3列シートのクルマたちはそういったユーザーがメインターゲットであった。しかし、クルマのセグメントがより細分化していくなかで一概にそうも言い切れなくなってきた。そこで今回は、モテるオヤジにこそ乗っていただきたい3列シーターをキャッチアップしてみる。

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ガラスのドームの中でドライブしている気分に/ドライバーの視界が上下で70度にもなるというスーパーパノラミックフロントウインドゥはC4グランドピカソのウリ。さらにパノラミックガラスサンルーフが標準装備されるので、景色のキレイな場所に停車しあえてサードシートに鎮座。足を伸ばして月を眺めるのは格別だ。

ドライバーと乗員にやさしい3列シーターは新世代の高級車

いいオトコといいオンナは、時代によって定義が変わるように、クルマの良し悪しも、求められる内容が少しずつ変わっているのは事実だ。

根っからのクルマ好きからすれば、走りの楽しさを追求したスポーツカーは、パワーウエイトレシオや最高出力でヒエラルキーを決めていた。一方ラグジュアリーカーは、車体の大きさ、エンジンの大きさ、手触りの良い本革やウッドの使用量でヒエラルキーを決めてきた。つまり、それらで価値を測れないすべてのクルマは、実用車としてカテゴライズしていたように思う。

その代表が3列シートのミニバンや1BOXだ。使い勝手に重きを置くカテゴリーゆえに、クルマに情熱を注いでいる人にとっては明らかに蚊帳の外のカテゴリー。けれど、室内の自由度の高さを活かして2列目をキャプテンシートにするなど、独自の装備で個性を打ち出したモデルが国産・輸入車ともに多くなっている。つまり、今日では蚊帳の外に追いやるのがもったいないクルマが増えてきたのだ。

そもそもミニバンは、1983年に米国のダッジが発表したキャラバンが先鞭をつけ、欧州ではほぼ同時期の84年にルノーがエスパスを発表。ここから一気に広まった。ステーションワゴンより広く、空港やホテルの送迎でおなじみのバンよりスタイリッシュで高品質。いまや世界的にメインストリームのひとつに成長したセグメントだ。

クラブハウス前に乗りつけても格好がつく昨今の3列シーターはゴルフにも最適。足を思い切り伸ばせる広大な空間は、行きはスコアのために、帰りは明日の仕事のために、としたら、オヤジにとってはドンピシャの選択であることは間違いない。

CITROËN [シトロエン]

日でもなく独でもない個性が光るフランスの快適性がここにあり

Citroën Grand C4 Picasso [シトロエン グランド C4 ピカソ]

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他に類のないフランス製3列シーター/全長4600㎜の余裕ある車体を持つフランス製大型ミニバン。個性的なフロントマスクとリヤクォーターパネルが特徴的で1.6リッターエンジン(121kW)は燃費効率が良く力も十分。353万9000円〜/シトロエン(シトロエン・ジャポン)

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ハイテク感覚のあるダッシュボードは意外なほど使いやすい。運転席は着座位置も高く視界抜群なのも嬉しい点で2列目には独立してスライドとリクライング可能なシートが3つ。3列目には折りたたみ式のシートが2名分備わる。

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お洒落ありスポーツあり3列シーターのバリエが凄い

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