Drivers' LEON

「最新の小型車事情」

"オヤジのためのコンパクト"が
いま大きな転換期を迎えている

〜Vol.1〜

“オヤジのためのコンパクト”がいま大きな転換期を迎えている 〜Vol.1〜

Drivers’ LEON

“オヤジのためのコンパクト”がいま大きな転換期を迎えている 〜Vol.1〜 (1/2)

※本特集は2016年5月号で掲載した企画の抜粋です。

1970年代初頭に生まれた時は斬新なスタイルだったがすでにハッチバックもいい歳になった。エントリーモデルという枠を超えてスタイルのバリエーションは豊富になり、あらゆるニーズに応えてくれるように進化を遂げた。若かりし頃の相棒だったハッチバックをもう一度見直してみるのも悪くない。

Style01Premium Compact [プレミアムコンパクト]

もはやハッチバックは先進の技術を搭載したモデルも多く存在し実用車の域を超えた感がある。なかには大型サルーンに備わる高級装備を搭載したモデルまで用意されている。

いまホットなハッチバックは環境と安全性も秀逸

ホットハッチという言葉がある。小型で軽量なボディサイズを活かしてドライバーを熱い気持ちにさせてくれるハッチバックスタイルのクルマを指す。いまやそのなかにプラグイン・ハイブリッドや安全装備といった最新テクノロジーを盛り込んだモデルもそのカテゴリーに入れてもいいかもしれない。

2015年秋に日本発売されたばかりのアウディ A3 スポーツバックe︱tronはその好例だ。全長4330㎜の小型ボディに、外部充電可能なハイブリッド・システムが組み込まれている。リッター23・3キロという低燃費に加え、高性能というのが魅力で、アクセルペダルを少し踏み込んだだけで驚くほどの加速性を発揮する。

AUDI [アウディ]

未来はフツウの姿でやってきた

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Audi A3 Sportback e-tron [アウディ A3 スポーツバック イートロン] パワフルさがうれしいアウディのPHV
電気モーターとエンジンを搭載したe-tron。外部充電でEVとして走行でき、1.4リッターガソリンエンジンは予想以上にパワフル。電気モーターの太いトルクで走りは力強い。564万円~/アウディ(アウディ コミュニケーション センター)

市街地では52・8キロまで電気自動車として使える一方、カーブの連続する道ではスポーツカー並みの走りが楽しめる、実は熱いハッチなのだ。

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旗艦モデルさながらの装備がたっぷり
一見奇をてらわないフツウのアウディA3スポーツバックなのがポイント。フロントグリルのフォーリングスをズラすと充電ソケットが現れる仕組み。回転計ならぬパワーメーターがガソリン車との差別化。さまざまな情報を得られるAudi connectも搭載。

ヤンチャな走りを味わえつつも、先進技術のオンパレードであるメルセデス・ベンツのAクラスにも同じことがいえる。周囲のクルマの存在を悪天候時や夜間でもとらえるレーダーセーフティパッケージと、追突事故の回避または被害軽減を効果的にサポートするCPAプラス(緊急ブレーキ機能)を選ぶことができて高い安全性を確保。そのうえ、燃費とパワーを両立させたエンジンやボタンひとつでスポーツからエコまで走りのモードが変えられるダイナミックセレクト機能、さらに向上したハンドリング性能など、Aクラスで特筆すべき点は多い。セーフティ技術は、存分にクルマを楽しむためにサポートしてくれる機能なのだ。ボディサイズからいってもパーソナル性の強いハッチバックは、実はとても使えるパートナーなのだ。

MERCEDES-BENZ [メルセデス・ベンツ]

コンパクトだけれど安全性は充実

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Mercedes-Benz A-Class [メルセデス・ベンツ Aクラス] 悪天候でも周囲の車両を常に監視!
メルセデスの安全技術であるレーダーセンサーとカメラを搭載。先行車や死角にいるクルマの存在をクルマが常に把握してくれる。296万円~/メルセデス・ベンツ(メルセデスコール)

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Style 2 : Sports Compact

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