あかりをつけましょ、ぼんぼりに~♪ 明日、3月3日は「ひな祭り」。我が家にもおひな様が飾ってありますが、うちの「女の子」とやらはすでに48歳…。そんなことはさておき、ひな人形ってよく見ると本当に立派。みとれてしまいます。最上段には金の屏風を背にして、お内裏様とおひな様が二人ならんですまし顔。その両脇には雪洞が飾られます。“あかりをつけましょ、ぼんぼりに~”のアレですね。 さて、ひな人形の歴史は今から千年前、平安時代に遡ります。平安時代の日本人は美意識を「衣装」という形で表現しました。それはおひな様の装束であり、皇室の伝統行事や結婚式の衣装などに継承されていますね。平成の今、美意識は多様化しています。先頃、カナダで開催されたバンクーバーオリンピックでは、スノーボード選手の服装の乱れが話題に上りました。オシャレの基準は人それぞれでしょうが、TPOを無視した服装はマズイ結果になるという教訓です。
今日、なにも葉巻を吸うのにネクタイを締めてスーツを着る必要はありません。葉巻とはリラックスの象徴であるからして、現代ではむしろネクタイを緩める方が相応しいでしょう。しかし、シガーバーやシガーショップは「お店」であり、自分の家ではありません。だらしない格好や振る舞いは店への配慮を欠く行為。もちろん、単なるタバコ屋にドレスコードなんてありませんよね。あるのは、店主とお客、似たもの同士が集まるという法則です。 シガーとはタバコ製品の中の貴族であるからして、シガーを愛好する者はお内裏様のような正装でなくてはならない、などというのは時代錯誤です。ですが!平安の世をちょっと見習って、美意識(=センス)を服装でちょいと表現してみましょう。この一工夫が喫煙所にいるくたびれたオッサンになるか、シガーの似合うイケてるオヤジになるかの分かれ道です。というわけで、今週はひな人形から服装について考えてみる、の巻きでした。(しかし、なんでもかんでも葉巻に結び付けるオヤジやの~とのツッコミが聞こえてきそう…) では、また来週!
広見護(ひろみ・まもる)
90年にソムリエ資格を取得後、単身キューバへ。銀座のフレンチレストラン在職中の97年、日本で初めて葉巻の書を著す。その後、外資系商社にてシガービジネスに携わり、06年から独自にシガーの輸入販売を開始。07年にはオリジナルシガーのブランドを立ち上げ、08年直営シガーバーをオープン。葉巻を吸い、書き、つくる、マルチプレーヤー。葉巻歴20年。
HIROMI ENTERPRISE HP
あかりをつけましょ、ぼんぼりに~♪
明日、3月3日は「ひな祭り」。我が家にもおひな様が飾ってありますが、うちの「女の子」とやらはすでに48歳…。そんなことはさておき、ひな人形ってよく見ると本当に立派。みとれてしまいます。最上段には金の屏風を背にして、お内裏様とおひな様が二人ならんですまし顔。その両脇には雪洞が飾られます。“あかりをつけましょ、ぼんぼりに~”のアレですね。
さて、ひな人形の歴史は今から千年前、平安時代に遡ります。平安時代の日本人は美意識を「衣装」という形で表現しました。それはおひな様の装束であり、皇室の伝統行事や結婚式の衣装などに継承されていますね。平成の今、美意識は多様化しています。先頃、カナダで開催されたバンクーバーオリンピックでは、スノーボード選手の服装の乱れが話題に上りました。オシャレの基準は人それぞれでしょうが、TPOを無視した服装はマズイ結果になるという教訓です。
で、気分も落ち着いてきたところでシガーの出番。
ソファに身を任せて葉巻の火口を炙ります。今回のテーマですから、
恥ずかしながら私の「私服」を紹介。ジャケット、タートルネックセーター、
ズボン、以上ランバン。靴、ベルルッティ。一見、普通の黒っぽい格好ですが、
よく見ると何気にモード入ってます。ってかバリバリ?ビール、エビス。
そんなの見ればわかるって?実は、ここがキモでして、
シャンパンだとキザっぽいので、あえてハズシました。
自宅など、葉巻の香りを残したくないという場合はアロマ・キャンドルが
有効な手段。私が愛用しているのはジョー・マローンですが、
実はこれ、WWDの山室編集長からの頂き物。これって、シガーにぴったりな
ロンドンのブランドなのです。ジョー・マローンのフレグランスなら
香水の匂いがキツイなんて心配は御無用でしょう!
オペラなどを聴きながらノンビリとした時間を過ごしたい。
今回のテーマですから、恥ずかしながら私の「私物」を紹介。
イス、マルセルブロイヤー・ワシリーチェア。
オイ、コラ!店の備品の自慢かよ!?と
突っ込まれそうなので、もうこのへんでやめときます。
今日、なにも葉巻を吸うのにネクタイを締めてスーツを着る必要はありません。葉巻とはリラックスの象徴であるからして、現代ではむしろネクタイを緩める方が相応しいでしょう。しかし、シガーバーやシガーショップは「お店」であり、自分の家ではありません。だらしない格好や振る舞いは店への配慮を欠く行為。もちろん、単なるタバコ屋にドレスコードなんてありませんよね。あるのは、店主とお客、似たもの同士が集まるという法則です。
シガーとはタバコ製品の中の貴族であるからして、シガーを愛好する者はお内裏様のような正装でなくてはならない、などというのは時代錯誤です。ですが!平安の世をちょっと見習って、美意識(=センス)を服装でちょいと表現してみましょう。この一工夫が喫煙所にいるくたびれたオッサンになるか、シガーの似合うイケてるオヤジになるかの分かれ道です。というわけで、今週はひな人形から服装について考えてみる、の巻きでした。(しかし、なんでもかんでも葉巻に結び付けるオヤジやの~とのツッコミが聞こえてきそう…)
では、また来週!