「頭上に極上を」とは、オヤジの頭上を飾る帽子メーカー「ボルサリーノ」のキャッチコピー。これって、まさにレオン的。シガーをくゆらすオヤジの頭上は経年劣化で薄くなりがち。後退しがち。そこに帽子のひとつでも被せれば格好がつくというもの。今の時代、機能的には必要のないモノをわざわざ被るわけですかから、どうせならイイモノを身につけたいというのがオヤジゴコロ。“栄冠”でなければ意味がないんです。で、夏はモンテクリスティ産パナマ帽の出番というわけです!
さて、一般的にいって世のオヤジが被るべき帽子は二つあります。一つは夏に被る「パナマ帽」。そしてもうひとつは、冬に被る「ソフトフェルト帽」。簡単にこの二つの“栄冠”について、おさらいしておきましょう。 ●パナマ帽 ネーミングとは裏腹に、この帽子がパナマで作られているわけではない。作られているのは南米のエクアドル。モンテクリスティという小さな街で作られている。原料は「トキヤソウ」という植物の葉っぱをストロー状に細く裂いたもの。「モンテクリスティ・エクストラ・フィノ」などというように、高級品になればなるほど、編目が緻密に編まれる。通常、帽体はエクアドルで編まれて未完成品として輸出され、販売国で独自の型にプレスされ、仕上げられる。 ●ソフトフェルト帽 羊やウサギなど、動物の毛を固めて作られる。ソフトフェルトとハードフェルトがあり、ハードフェルトは山高帽を指す。いまどき山高帽を被る人はいないからオヤジが被るべきは、当然のことながらソフトフェルトの方。コートの色に合わせたりするとよい。 映画『ボルサリーノ』は1930年代のマルセイユを舞台に二人のギャングの友情の物語。葉巻をくわえて、ボルサリーノを被る。これが世のオヤジの憧れだったんですよね。J・P・ベルモンドとアラン・ドロン。まさにちょいワルオヤジの世代にとって、“帽子と葉巻”のアイコンですね。 というわけで、たまには帽子屋さんでも覗いてみてはいかがでしょうか? 今年の夏のパナマ帽の下見がてら…。 では、また来週!
広見護(ひろみ・まもる)
90年にソムリエ資格を取得後、単身キューバへ。銀座のフレンチレストラン在職中の97年、日本で初めて葉巻の書を著す。その後、外資系商社にてシガービジネスに携わり、06年から独自にシガーの輸入販売を開始。07年にはオリジナルシガーのブランドを立ち上げ、08年直営シガーバーをオープン。葉巻を吸い、書き、つくる、マルチプレーヤー。葉巻歴20年。
HIROMI ENTERPRISE HP
「頭上に極上を」とは、オヤジの頭上を飾る帽子メーカー「ボルサリーノ」のキャッチコピー。これって、まさにレオン的。シガーをくゆらすオヤジの頭上は経年劣化で薄くなりがち。後退しがち。そこに帽子のひとつでも被せれば格好がつくというもの。今の時代、機能的には必要のないモノをわざわざ被るわけですかから、どうせならイイモノを身につけたいというのがオヤジゴコロ。“栄冠”でなければ意味がないんです。で、夏はモンテクリスティ産パナマ帽の出番というわけです!
ツイードのハンチングはパイプ。パナマ帽は葉巻。
パナマ帽は真夏に被る帽子。ところで、室内では帽子を取るのがマナー。
屋外での挨拶なんかも帽子をとって挨拶する。ってなわけで、
本当は映画「ボルサリーノ」風にかっこよく帽子を被ってシガーを吸っている写真を
撮りたかったんですが、変なマネをされると困るので、帽子を取った写真になりました。残念! ところで、この帽子の扱い方でサービスの善し悪しがわかるというものです。
青山の「バー・ラジオ」は素晴らしかったですよ。
冬はソフトフェルトの出番。コチラは「ジェロ」というフランスのブランド。
英国元首相ウインストン・チャーチル卿が愛用していたことでも知られています。
普通の木箱に入っていちゃつまらない。ってなわけで、
“パナマ帽の街”として世界的に名高いモンテクリスティで
特別にパナマ帽と同じトキヤソウで“葉巻の籠”を編んでもらいました。
それがコチラ!「アレイ・モンテクリスティNo.4」
(定価1本1,000円/1パック25本入)黒いバンドがパナマ帽を
イメージしておりますが、これからの季節、パナマ帽と一緒に
コチラのシガーもいかがでしょう?「ル・コネスール」(銀座本店、丸の内店)、
「シガークラブ」(グランドハイアット東京店、ウェスティン東京店、大阪店)
などで販売しております。
さて、一般的にいって世のオヤジが被るべき帽子は二つあります。一つは夏に被る「パナマ帽」。そしてもうひとつは、冬に被る「ソフトフェルト帽」。簡単にこの二つの“栄冠”について、おさらいしておきましょう。
●パナマ帽
ネーミングとは裏腹に、この帽子がパナマで作られているわけではない。作られているのは南米のエクアドル。モンテクリスティという小さな街で作られている。原料は「トキヤソウ」という植物の葉っぱをストロー状に細く裂いたもの。「モンテクリスティ・エクストラ・フィノ」などというように、高級品になればなるほど、編目が緻密に編まれる。通常、帽体はエクアドルで編まれて未完成品として輸出され、販売国で独自の型にプレスされ、仕上げられる。
●ソフトフェルト帽
羊やウサギなど、動物の毛を固めて作られる。ソフトフェルトとハードフェルトがあり、ハードフェルトは山高帽を指す。いまどき山高帽を被る人はいないからオヤジが被るべきは、当然のことながらソフトフェルトの方。コートの色に合わせたりするとよい。
映画『ボルサリーノ』は1930年代のマルセイユを舞台に二人のギャングの友情の物語。葉巻をくわえて、ボルサリーノを被る。これが世のオヤジの憧れだったんですよね。J・P・ベルモンドとアラン・ドロン。まさにちょいワルオヤジの世代にとって、“帽子と葉巻”のアイコンですね。
というわけで、たまには帽子屋さんでも覗いてみてはいかがでしょうか? 今年の夏のパナマ帽の下見がてら…。
では、また来週!