去年9月にスタートした当連載も今回で遂に20週目。今や、LEONオヤジの必須アイテムともいうべきシガーですが、本誌では誌面の都合上、本格的シガー連載は不可能ゆえ、当コラムでその知識や情報を仕入れちゃえばWeb LEON読者諸兄にとってコストは0円。にもかかわらず、馥郁たるシガーの甘い香りはオヤジの“強力な武器”になる可能性大なのです。ニキータとの攻防を制しようっちゅう場合、ワインの知識を含めてレストランでの振る舞いが慣れているのとオドオドしているのでは、その後の展開に影響を及ぼすのは必至。オヤジの基本アイテムとしてのシガーもまたしかりです。嗜好品とはすなわち贅沢品であるからして、“贅沢品まで知っている”ってところがオトナの余裕ってもの。
というわけで、葉巻を楽しむための最高の舞台、それはレストランでの素晴らしい食事を食べた後である、ということに異論はないかと思います。今回は、その至福のアフターディナーの優雅な過ごし方についてのお話しです。 この世のモノで最も硬い物質といえばダイヤモンド。さて、このダイヤ、この世の全女性の憧れの対象というのはもちろんですが、その品質は4つの基準ではかられます。一応念のために、これから買う、又はもらうという方のためにおさらいから。4つとは、(1)カラット(=Carat)。つまり、石の重さです。(2)カット(=Cut)。ゴツゴツした原石を宝石に変えるワザが研磨。ラウンドブリリアントカットが有名ですね。(3)カラー(=Color)。無色透明に思えるダイヤも実はさまざまな色があり、透明なものほど価値が高いんです。(4)クラリティー(=Clarity)。透明度。不純物が内包されていたり傷がある場合も多く、その大きさや位置などが鑑定されます。で、以上すべてがCで始まるから、ダイヤモンドの評価は「4C」で決まるというわけ。 一方、アフターディナーのお楽しみがコチラの4C。コーヒー、チョコレート、コニャック、シガーです。食後の4Cは、すべてが茶色。だから、“ブラウンダイヤ”とも呼べるんですね。コニャックをラムに変えちゃえば、それらの産出国はすべて熱帯地方(=ほとんど発展途上国)ですから、現地での価格と消費国の価格差を考えれば、まさに“茶褐色の宝石”。ニキータがダイヤモンドに弱いのは自明の理。食後はブラウンダイヤのひとときで、その後の展開を有利に運びましょう(!?)の巻きでした。 では、また来週! ■読者プレゼントのお知らせ。当連載20週目を記念して、2月末日までに「道灌山BAR」にご来店いただくと、『ウェブレオン読んでま~す!』の一言で先着30名様にドリンク1杯と葉巻1本をプレゼントしちゃいます。この太っ腹な企画は早いもの勝ち、急ぐっきゃない!
広見護(ひろみ・まもる)
90年にソムリエ資格を取得後、単身キューバへ。銀座のフレンチレストラン在職中の97年、日本で初めて葉巻の書を著す。その後、外資系商社にてシガービジネスに携わり、06年から独自にシガーの輸入販売を開始。07年にはオリジナルシガーのブランドを立ち上げ、08年直営シガーバーをオープン。葉巻を吸い、書き、つくる、マルチプレーヤー。葉巻歴20年。
HIROMI ENTERPRISE HP
去年9月にスタートした当連載も今回で遂に20週目。今や、LEONオヤジの必須アイテムともいうべきシガーですが、本誌では誌面の都合上、本格的シガー連載は不可能ゆえ、当コラムでその知識や情報を仕入れちゃえばWeb LEON読者諸兄にとってコストは0円。にもかかわらず、馥郁たるシガーの甘い香りはオヤジの“強力な武器”になる可能性大なのです。ニキータとの攻防を制しようっちゅう場合、ワインの知識を含めてレストランでの振る舞いが慣れているのとオドオドしているのでは、その後の展開に影響を及ぼすのは必至。オヤジの基本アイテムとしてのシガーもまたしかりです。嗜好品とはすなわち贅沢品であるからして、“贅沢品まで知っている”ってところがオトナの余裕ってもの。
コニャック(Cognac)、シガー(Cigar)を指し、
フレンチ・レストランの食後に欠かせない4つのアイテム。
ちなみにコニャックとは、フランスのボルドーの北に位置する
コニャック周辺で産出されるブランデーで、原料ぶどうの品種、
蒸留方法、熟成期間などがフランスの法律によって定められています。
並んでいるようなコテコテのボトルを思い浮かべる方も多いと思いますが、
美食家を唸らせるコニャックはシャトー物の極上ワインと同じように
シンプルなラベルが多いもの。その色は薄い茶色から
ノンフィルターの真っ黒に近いものまで茶系のグラデーションが見事。
ゆえに、ボトルは無色透明。飴色の輝きがオーク樽から滲み出た長い時を
物語ります。コニャックはジャケ買いならぬ、ラベル買いで正解です!
コーヒーベルトと呼ばれるコーヒー豆の生産に適した地域。
葉巻用タバコの産地はこのコーヒーベルトの北限に位置します。
どーりでコーヒーとシガーは相性がいいわけですね。
ヨーロッパ大陸へと持ち帰られたという起源をもつのがチョコレート。
カカオの木は学名を「テオブロマ」といい、
ギリシャ語で「神の食べ物」という意味。
コチラは1本17,000円也、の「コイーバ・シグロ6 グラン・レゼルバ」。
1箱15本入りで255,000円。5,000箱限定で作られ、
それぞれの箱にはナンバリングが施されています。
日本に30箱のみ入荷という稀少な逸品は、まさに札束を
燃やしているようなもの。葉巻一本に千円札が
17枚巻かれている計算ですナ…。
というわけで、葉巻を楽しむための最高の舞台、それはレストランでの素晴らしい食事を食べた後である、ということに異論はないかと思います。今回は、その至福のアフターディナーの優雅な過ごし方についてのお話しです。
この世のモノで最も硬い物質といえばダイヤモンド。さて、このダイヤ、この世の全女性の憧れの対象というのはもちろんですが、その品質は4つの基準ではかられます。一応念のために、これから買う、又はもらうという方のためにおさらいから。4つとは、(1)カラット(=Carat)。つまり、石の重さです。(2)カット(=Cut)。ゴツゴツした原石を宝石に変えるワザが研磨。ラウンドブリリアントカットが有名ですね。(3)カラー(=Color)。無色透明に思えるダイヤも実はさまざまな色があり、透明なものほど価値が高いんです。(4)クラリティー(=Clarity)。透明度。不純物が内包されていたり傷がある場合も多く、その大きさや位置などが鑑定されます。で、以上すべてがCで始まるから、ダイヤモンドの評価は「4C」で決まるというわけ。
一方、アフターディナーのお楽しみがコチラの4C。コーヒー、チョコレート、コニャック、シガーです。食後の4Cは、すべてが茶色。だから、“ブラウンダイヤ”とも呼べるんですね。コニャックをラムに変えちゃえば、それらの産出国はすべて熱帯地方(=ほとんど発展途上国)ですから、現地での価格と消費国の価格差を考えれば、まさに“茶褐色の宝石”。ニキータがダイヤモンドに弱いのは自明の理。食後はブラウンダイヤのひとときで、その後の展開を有利に運びましょう(!?)の巻きでした。
では、また来週!
■読者プレゼントのお知らせ。当連載20週目を記念して、2月末日までに「道灌山BAR」にご来店いただくと、『ウェブレオン読んでま~す!』の一言で先着30名様にドリンク1杯と葉巻1本をプレゼントしちゃいます。この太っ腹な企画は早いもの勝ち、急ぐっきゃない!