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広見護の極上シガータイム
モテるオヤジは、甘い香り
29 December 2009
POSTED BY 広見 護

パティシェばかりがなぜモテる?!
時代は変わったもんで、今や女優さんと結婚する男子の職業の筆頭に躍り出た感のある職業、パティシェ。しかしなぜ今、パティシェばかりがモテるのか、疑問に感じているオヤジ諸君も多いはず(ですよね?)。その答えはズバリ、彼らのニオイに隠されていたのです…。

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デキるオヤジの左胸には必ずポケットチーフがヒラヒラしているもの。
だけどこれ、慣れないと綺麗にカタチが決まらないものなんですよね…。
そんな場合は、チーフの中に何かモノを入れると自然なカタチに
落ち着きます。そこで、バニラの鞘を入ちゃえばカタチはすっきり決まって、
葉巻の臭い対策にもなり一石二鳥ってワケ。香水を使わない葉巻オヤジの
オシャレテクなのです。

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いくら葉巻がカッコイイといったって、葉巻くさいオヤジは
カンベンですよね?女子は匂いに敏感なもの。口臭、体臭には
抜かりなくいかなきゃイザというとき(ってどんな時?)に幻滅です。
かといって、香水バカバカつけたらそれこそ最悪。そこでオススメが
ポケットチーフにバニラの鞘を忍ばせるという隠しワザ。
香りに敏感なオヤジは、万人ウケするバニラで人を惹き寄せます(?!)

パティシェとはご存じのように、日本語に訳すと「菓子職人」のことなんですが、フランス料理の世界では昔から料理を作る部門とデザートを作る部門は完全に分かれており、デザートを作る職人さん達のことをパティシェといっていました。一方、料理人はキュイジニエと呼んでいたんですね。それが、今やシェフやソムリエがテレビに登場してスターが生まれ、その流れでパティシェも脚光を浴びたというわけ。ことの始まりは女性誌の特集だそうです。

さて、パティシェと一緒に働いたことがある方(そんな人は少ないと思いますが…)や実際の仕事場(=キッチン)に足を運んだことがある方ならすぐにわかることなんですが、彼らには特徴的なニオイがあるんです。それがバニラの甘い香り。その理由は当然のことながら、彼らが最も多く接する香料がバニラだからです。魚屋さんが魚の臭いがするのと一緒で、パティシェはバニラの香りというわけなんですね。なんでバニラをそんなに使うかと言えば、最もお客(=女性)に人気があるから。ご存じ、アイスクリームの定番と言えばバニラですよね?バニラの香りが嫌いな人って、実はほとんどいないのです。

ところで、バニラとはいったいどのような植物なのでしょうか? 実は、葉巻と共通点が多いのです。熱帯アメリカ原産の多年生蔓植物で、種子を含んだ鞘ごと発酵、乾燥を繰り返すキュアリングを行うことによって特有な甘い香気を発し、これが香料となります。バニラは中央アメリカでタバコやカカオ飲料の香り付けに使われていて、コロンブスの新大陸発見以降スペインの征服者たちによってヨーロッパへと持ちかえられたという葉巻と一緒の歴史を持つのです。オヤジのタバコの代名詞、ピースにもバニラが使われているんですから、どーりで葉巻との相性もいいワケです。

年も暮れ。気分よく葉巻を吸ってお家に帰ると、家族に言われる言葉はただひとつ。「葉巻臭い!」そこで、葉巻の臭い対策の提案です。これからはポケットチーフの中にバニラの鞘を忍ばせてみましょう。家族にも好評なハズ。香水の付け過ぎで臭い人には出会ったことは何度もありますが、天然バニラの香りで臭いなんて思われる心配は御無用でしょう。なぜなら、天然バニラの甘い香りの威力は、パティシェ人気が実証済みだからです。

では、また来週!

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PROFILE

広見護(ひろみ・まもる)

90年にソムリエ資格を取得後、単身キューバへ。銀座のフレンチレストラン在職中の97年、日本で初めて葉巻の書を著す。その後、外資系商社にてシガービジネスに携わり、06年から独自にシガーの輸入販売を開始。07年にはオリジナルシガーのブランドを立ち上げ、08年直営シガーバーをオープン。葉巻を吸い、書き、つくる、マルチプレーヤー。葉巻歴20年。

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