ホームに戻る
広見護の極上シガータイム
シガリロを美味しく吸う方法
15 December 2009
POSTED BY 広見 護

デフレで世の中の物価がどんどん下がり、世界的不況で賃下げに追い込まれた企業が続出…。暗いニュースばかりがトピックスに上がりますが、いまのような時代にこそ相応しい葉巻があるのです。それがミニシガリロ。さて、そのワケとは?

シガリロの数々

代表的なミニシガリロ各種。写真左上から時計まわりに、
コイーバ(10本入)1,350円、モンテクリスト(10本入)1,100円、
ロメオYジュリエッタ(10本入)1,100円、パルタガス(20本入)2,000円、
ダビドフ(10本入)1,600円。他にも銘柄はたくさんあるから、
きっとあなたのお気に入りがみつかるはず。

シガリロの大きさ比較

最も一般的な葉巻のサイズであるコロナの代表、
モンテクリストNo.3(全長142mmx直径16.67mm)とのサイズの比較。
手巻きのモンテクリストNo.3が1本1,600円であるのに対して、
ミニシガリロは10本入りで1,100円。TPOをよく考えて、
その素晴らしいハイ・コストパフォーマンスを官能したい!

というわけで、今回はミニシガリロのお話。ちょっと一服したい…。しかし、どう考えてもTPOは、太い葉巻に火を点けられるような状況ではない、ということはままあるもの。そんなときに重宝するのがコイツ、「ミニシガリロ」なのです。たとえば、天気のいい日の午後。ちょっとしたカフェのテラス席。そんなところで、ぶっとい葉巻に点火するなんて野暮というもの。こんな場合は、小さなミニシガリロが正解です。ならば、もっと出番が多くてしかるべきなのですが、ミニシガリロは味が辛くてイマイチなんだよね…という人が多いのです。確かにマシンメイドですから、ハンドメイドと比較したらそりゃ味は単調ですが、コンパクトでスタイリッシュ。尚且つお値段もお手頃、問題は味だけ?

実は、多くの人がわかっていないことがあるんです。それが保存方法。一般的にミニシガリロは“ドライシガー”と呼ばれて、ヒュミドールに入れないシガーショップがほとんどなのです。しかし、味にうるさいこだわりのシガーショップではミニシガリロでもきちんとヒュミドールに入れて保管します。その味の差は歴然!試しに吸い比べをしたら一発でわかります。

本格的な葉巻と同じ葉っぱでできているミニシガリロは加湿した方が美味しく味わえるのは当たり前っちゃ、当たり前。なのに、ほとんどの人が美味しく吸うための方法をしていないのが現実なのです。トホホ…なのですが本当の話です。しかし、逆に考えるとここがポイントでして、これからは購入したミニシガリロを開封して、ヒュミドールでちょっと加湿してみてください。見違えるように柔らかい味わいに変化しますよ。それから、持ち運びのためにシガリロ・ケースを使う場合も、乾燥を防ぐために普段はミニシガリロをヒュミドールに戻しましょう。

これらの方法でこれからはミニシガリロを美味しく、且つスタイリッシュに使いこなしてください!

では、また来週!

このエントリをはてなブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 Deliciousにブックマーク
RECENT ENTRIES
PROFILE

広見護(ひろみ・まもる)

90年にソムリエ資格を取得後、単身キューバへ。銀座のフレンチレストラン在職中の97年、日本で初めて葉巻の書を著す。その後、外資系商社にてシガービジネスに携わり、06年から独自にシガーの輸入販売を開始。07年にはオリジナルシガーのブランドを立ち上げ、08年直営シガーバーをオープン。葉巻を吸い、書き、つくる、マルチプレーヤー。葉巻歴20年。

HIROMI ENTERPRISE HP