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広見護の極上シガータイム
葉巻の吸い方 -カット-(前編)
03 December 2009
POSTED BY 広見 護

葉巻って不思議なもんで、吸い口側は巻き閉じされていて、点火側はカットされています。だからアベコベに銜えて、巻き閉じ側に火を点けてしまう人って、シガーパーティーなんかでたまに見かけるんです。お茶目な女子がやればカワイイのですが、いい年したオッサンが間違えちゃハズカシイもの。オヤジたるもの葉巻くらいはマスターして、ウブな女子と一緒のマチガイを犯さないようにしましょう!

カットする道具

写真左から、パンチカッター、V字カッター、ダブルギロチン、
シガーシザー。オススメは写真一番右側、ドイツはゾーリンゲンの
ブランド「ドナタス」のビッグカット・シガーシザー(1万6800円 税込)。
肉厚の刃はガタツキがなく、ヘッドをスパッと綺麗にカットできる。
取っ手が洋裁鋏のように大きいのも安定感があってGOOD。
現在、市場に出回っているなかで最高の切れ味です。

シガーをカット

葉巻のヘッドの丸みを残す程度のところをカットする。
切る位置を決めたらスパっと思い切りよくカットしよう。

シガーの断面

これがカットした断面。口に銜える側となる。
ヘッドの丸みが残っているから、葉巻を口に銜えたときも
口当たりがいいのです。良いグラスの口当たりと一緒ですね。

というわけで、今週は葉巻の吸い口のカットについてのお話。ワインを飲むのに抜栓が必要なように、シガーを吸うにはヘッドをカットする必要があります。

まずは道具の説明から。ワインを開ける道具といえば、ソムリエナイフですね。で、葉巻の場合は、シガーカッターとなるわけです。シガーカッターにもいろいろな種類があるのですが、主なモノは以下の4種類。

1.はさみ(刃の部分が葉巻の太さの丸みにカーブしているはさみ)
2.ダブルギロチン(二枚刃のギロチン式カッターです)
3.パンチ(丸いくりぬき器のような刃で表面の葉っぱをくりぬくタイプ)
4.V字カット(吸い口が横から見るとV字型に切断されるタイプ)


ほとんどのシガーバーで使われているのは、ハサミ型です。でもこれはちょっと大きいですから、愛好家が自分で持ち歩く場合はダブルギロチンがいいでしょう。小さいので携帯に便利。パンチ式は好みが分かれるところ。吸い口の穴が小さくなりますし、モンテクリストNo.2のようなヘッドがとがったトルペド型の葉巻には使えません。V字カットは綺麗に切れる確率がほぼないのでオススメできないのですが、あいかわらず今も販売されています。その理由は、カッターの柄の部分が箱を開ける為のクギ抜きになっていて、ボックスオープナーとして重宝するのです。とくにシガーショップでは、キューバ産の平箱はクギ止めされていますから、大量に開封する場合はこれがものすごく役立つのです。

というわけで、カットがうまくできないよー、とお嘆きのアナタ。一度、最高のシガーカッターの切れ味を試してみてはいかがでしょうか?下記シガーショップで販売しています。
「道灌山BAR」電話/03-3823-0931

次週は後編をお送りします。ではまた来週!

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PROFILE

広見護(ひろみ・まもる)

90年にソムリエ資格を取得後、単身キューバへ。銀座のフレンチレストラン在職中の97年、日本で初めて葉巻の書を著す。その後、外資系商社にてシガービジネスに携わり、06年から独自にシガーの輸入販売を開始。07年にはオリジナルシガーのブランドを立ち上げ、08年直営シガーバーをオープン。葉巻を吸い、書き、つくる、マルチプレーヤー。葉巻歴20年。

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