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広見護の極上シガータイム
葉巻の吸い方 -バンド-
25 November 2009
POSTED BY 広見 護

葉巻を燻らせている至福のひとときこそ、最初から最後までパーフェクトにいきたいもの。ところが、ひょんなところで“初心者マーク”が出ちゃうんだから困ったものです。

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さて、葉巻を吸っている最中、バンドはどうすればよいのか?
そんなこと考えたこともなかった、というそこのアナタ!
このようなディテール(detail=細部)にこそモテのキモが
隠されているのですゾ。

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真ん中あたりまで吸ったらバンドは取ろう。エンブレムが
なくなったらさみしいョ…なんて考えちゃいけません!
これみよがしのチャラチャラしたバンドなんかなくっても
葉巻の神髄はその“香り”なんです。(ずいぶん硬派ですな…?)

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帯(=紙)まで燃やしちゃ葉巻(=100%天然葉タバコ)の
意味がありませんよね。バンドの取り忘れにご用心!
葉巻の香りの真骨頂は、あくまで100%天然の葉タバコが
均一に燃えていくことで発揮されるのです。

というわけで、週刊でお送りしている当コラムも10週目に突入。今週は葉巻に巻かれている帯、つまり「シガーバンド」(=Cigar band)についてのお話です。
葉巻にはブランド名を示すバンド(=Band、帯。又はリング=Ringともいいます)がデカデカと巻かれています。この紙のバンド、吸う時は取るべきなのか、付けたまま吸うべきなのか、迷う方もいるでしょう。葉巻初心者の吸い方を観察していると、バンドを付けたまま根元まで吸い続けてバンドが焦げている場合があるんです。トホホ…なんですが、本当のお話。これでは、葉巻と一緒に紙まで燃えているわけで、臭くて困りますよね。紙が焦げる臭いというのは一発でわかりますから、そうなる前にバンドを外してください!せっかくの葉巻を帯まで燃やして吸っては、紙巻タバコと一緒。一本二千円也がこれでは悲し過ぎです…。

さて、ではバンドを取り外すタイミングはいつがいいのか、という問題。いきなり火点前にバンドを取り外そうとすると、バンドを後ろ側で止めている糊が葉巻にくっついていてラッパー(=Wrapper、葉巻の一番外側の葉っぱ)が破れてしまう恐れがあります。ラッパーが破けるとそこから煙が逃げて吸えなくなる危険性もあるので注意が必要。

そこで、点火後しばらくすると葉巻のボディーが温まってきますから、こうなると糊が溶けてバンドが剥がしやすくなります。このような状態でバンドを剥がすというのがベストなのです。取れやすい状態になったら、あとはどのタイミングで剥がそうが自由なのですが、とにかくバンドを燃やすのはNGです!

取り外したバンドは灰皿に捨てればいいだけの話なのですが、その葉巻がエラク気に入ったならば、ノートに貼ってコメントを入れておくとよいでしょう。ワインにハマった几帳面な愛好家が丁寧にラベルをコレクションするのと同じですね。

では、また来週!

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PROFILE

広見護(ひろみ・まもる)

90年にソムリエ資格を取得後、単身キューバへ。銀座のフレンチレストラン在職中の97年、日本で初めて葉巻の書を著す。その後、外資系商社にてシガービジネスに携わり、06年から独自にシガーの輸入販売を開始。07年にはオリジナルシガーのブランドを立ち上げ、08年直営シガーバーをオープン。葉巻を吸い、書き、つくる、マルチプレーヤー。葉巻歴20年。

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