レクサスが挑戦するカッコイイのカタチ
VOL.1

美しいクルマは好きですか?
レクサスLCの美貌譚

美しいクルマは好きですか? レクサスLCの美貌譚

クルマ

美しいクルマは好きですか? レクサスLCの美貌譚 (1/2)

レクサスが2017年3月に鳴り物入りで発表したレクサスLCが話題だ。2プラス2シーターのエレガントな2ドアで、このぜいたくぶり、わかるひとにはかなりウケている。その魅力の秘密を、自動車ジャーナリスト小川フミオ氏が分析する!

デザインスタディから始まった
美しさのカタチ

2012年に発表されたデザインスタディモデルLF-LC

2012年に発表されたデザインスタディモデルLF-LC

レクサスLCってカッコいい。そう思うひとはオトコにもオンナにも多いのでは。しかもそれは世界的な傾向のようだ。
なにしろこのクルマには“誕生秘話”がある。当初は作る計画のないまま、自動車ショーにデザインスタディを発表したのがきっかけだ。

デザインスタディっていうのは、スタディとついているけれど“お勉強”するのはマーケットの動向。
こんなクルマ作ったけれどどうです買いますか、ってなことをいって、それに対する消費者の反応を事前に調べるためのことが多い。
あるいは“こんなデザインも出来ますよ”とか“うちはこういうクルマを作るような価値観を持ってますよ”といったアピール。

LCも同様だ、2012年にLF-LCの名でショーに出品したところ“かっこいい”“ほしい”との声が多かったそうな。

大絶賛されたLF-LCの美しさをほぼそのままに量産化されたLCクーペ。

大絶賛されたLF-LCの美しさをほぼそのままに量産化されたLCクーペ。

真のラグジュアリーカー開発に力を注ぐというレクサスの思いから実現したクルマという。たしかに欧米のラグジュアリーカー・ブランドはほぼ例外なく大きな(そして美しい)クーペを持っている。

LF-LCがあまりに評判がいいので、メーカーは生産化に踏み切ったのだそうだ。狙いがどんぴしゃだったということになるだろうか。
ボンネットも低くてタイヤも大きくて、そんなのカッコだけだよ、と甘く見ていたら、ほとんど変わらない姿で量産化されたのにはぼくもビックリした。

ここで触れたように多くのひとから、いわば絶賛を受けたレクサスLC。それだけにこのクルマの魅力を伝えるのに多くの言葉は必要ないかもしれない。
オンナのコだって一目見て“いいわね”と目がハートマークになる。そういうコは実際に多い。なぜならレクサスLCにはひとが無意識に“美しい”と感じる要素がうまく取り込まれているからだ。

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太古から追求されてきた、その美貌とは?

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