フォトグラファー仁木岳彦のイタリア日記

イタリアの「食」と「農」!!!

仁木 岳彦
上智大学新聞学科卒。旅の途中、イタリアにただならぬ縁を感じ、2000年からミラノ在住。撮影対象は興味の赴くまま、テーマはむしろ神々しい光の空気感。

「仁木ちゃん、見たよ」と、写真付きのメール。東京の本屋と
ミラノが、スマートフォンで直通なわけですから、すごい時代になったもんすね。
ワイン好きの友人が、僕が表紙写真を担当したワイン雑誌を
見かけたらしいのです。Grazie!


人物撮影などの元々の志を極める所か、仕事の幅を広げちゃってます。
楽しけりゃ良いじゃない?っていう無責任なスタンスで、
やってるせいでもあるんすが、、、何を撮っても光の使い方なんかで
自分を表現できるはず!なんて言う無謀で偉大なる挑戦でもあるのです。


まぁ、イタリアに住んでいる以上、ファッション、料理、
デザインなどの業界との関わりが多いわけですが。。。よく考えてみると、
イタリア人ってのは、生活の基本であるところの
「衣(ファッション)食(料理)住(デザイン)」では、
世界に抜きん出てるんですよね。ですので、魅力的なテーマには事欠きません。


そんなこんなで、最近、たまに楽しんでいるのが、食と農の撮影。
普通にレストランで料理の撮影ってのもありますが、それよりも楽しみなのは、
農家が絡む取材。


彼らのライフスタイルなんかにも刺激を受けますが、、、
「神よ!我らに恵みを与えたまえ!アーメン」とお祈りをしてから、
食べたくなるような、、、神々しい農家の昼食なんかにも
招かれる事があるのですよ!!!


プライベートジェットやフェラーリで、お出迎えの
ラグジュアリーブランドな取材なんかも、ヨーロッパの一面を知るために、
とても貴重な体験でしたが、、、、 シンプルな農家の食事も、
なかなかなモノです。食材の素直なエネルギー圧倒されて、
涙が出そうなくらいに感情が高ぶってくる事もあるぐらいで。
これもある意味ではラグジュアリーなのではないか?と思ってしまいます!


で、これまた、土と一緒に生きている人ってのは、
最高に良い顔してたりする事もあって、、、こんな人達と言葉を交して、
人物写真を撮るのが、また至福なんですよね。ファッションと
デザインだけなら、行き着かない領域とも言えますが、、、
逆に言うと、豊かな「食」に支えられているからこその、
デザイン業界「住」であり、ファッション業界「衣」なのかもしれません。
Viva Italia!!!


*Winart(美術出版社)の取材中に撮った写真を使わせて
頂きました。僕が撮影に協力した2013年秋号は12月の初旬まで、
書店に並んでいるそうです。

Related