代理・石井の今宵も誰かと酔いどれて

副編・石井の今宵も誰かと酔いどれて(94)

石井 洋
LEON編集長代理 編集長と共に全体をディレクションするほか、モードページも担当する。

春の足音が近づいてきた、と思ったら、また寒くなったり。
この時期のファッションはなかなか難しいですねぇ。
とはいえ、雑誌製作の現場ではすっかり春モノに囲まれていて。
と同時に、各ブランドの来秋冬の展示会も始まりだし……
洋服好きゆえ、楽しいひと時ではありますが、正直混乱するする。

申し遅れました、ファッション・ドランカー改め、
Mr.展示会貧乏のチャン・イシイです。
口癖は「これって、代引きすか?」。

というワケで(どんなワケやねん)、今回は来秋冬に購入したい
洋服エトセトラについて、つらつらと。

1

まずはポーランド発のブランド「UEG(ユーイージー)」のMA-1。
ウール素材の黒という点で、すでに大人の合わせにもってこい!
な印象ですが、ココンチお得意のメッセージが前立てに
(ちなみに写真は、聖書の一説ですね)。
もともとUEGはこうしたメッセージ性の高いグラフィックが
大得意で、再生紙で作られた素材で服を作ったり
環境問題をテーマにしたりと、ただ飾り立てるだけの
ファッションブランドではない、という点にも刺さるのですね。

チャンならこう着こなすね①→
NIKEのテックフリースなどスポーティな黒パンに、
足元は黒い編み上げブーツ(ミドル丈)。で、冬のフル黒スタイルに。
首元にヘッドフォンぶら下げるなんてのもアリですな。

2

お次ぎは、皆さまもご存じ「Vintage55」より、おっとまたもMA-1。
世代なのでしょうか、こうした軍モノベースに滅法弱くて……。
とはいえゴリゴリのそれではなく、ハイブリッド感というか
新鮮さが欲しいのですね、気分として。
こちらはフロントファスナーがあまり目立たないように
仕上げられていたり、腰ポケのフラップのボタンが隠されているなど
いちいちミニマルな仕様に。ですのでキレイ目にも
スポーティにもこなせるというワケです。

チャンならこう着こなすね②→
激細シルエットの色落ちデニムにミドルゲージのピュア白ニット。
足元は、これまたピュア白スニーカーで。スポーツ系ブランドの
スニーカーというより、メゾン系がいいですねー。
サンローランの真っ白とかだったら最高!

3

こちらは来秋冬デビューのブランド、
「BURTON THIRTEEN(バートン サーティーン)」の
フィールドジャケット。ホワイトマウンテニアリングの
デザイナー相澤陽介氏がデザインを担当しており、
本気の雪山スノボ系から街着までをラインナップ。
ゴアテックス素材などによる本格機能と
都会的なデザインの高次元融合ですな。

チャンならこう着こなすね③→
展示会にお邪魔した際、ジャケスラだったワタクシ。
そのジャケを脱いでこやつを羽織ると、これがイケてたんですね(自画自賛)。
グレスラや黒スラにブリム大きめのハット
なんてノリ、どうでしょう?

4

こちらは「lideal(リデアル)」のダッフルコート。
さまざまなフランス系メゾンで力を発揮してきた
井出裕之氏が手がけるブランドで、特にデニムに代表される
パンツから火がついたワケですが、ウエアもホント、調子イイ!
一見普通に見えて、よく見りゃトグル部分がボディと
同色のネイビーの革巻き! シンプルなのにこの個性。
いや〜、お洒落です。シャレオツ、グンバツです。

チャンならこう着こなすね④→
上述①のMA-1の代わりにコヤツをサラリ。
インナーは黒タートルでキマりです!

5

先シーズンの隠れヒットアイテム大賞を勝手に授与したいのが
「ロッキーマウンテンフェザーベッド」のインナーダウン。
その理由は、一度着たらやめられない軽さと暖かさ、そして
ミリタリー×スポーツなテイスト。
クラシコな装いのギャップあるアクセントにも
なってくれ、いや〜、そりゃ売れるわ。
その流れを引き継いだ来季新作がコチラ。
スエットをダウンで作ったらどうなるの?を
コンセプトにした、まさかのカブリ仕様ダウンパーカです。
ピュア白ってところ、う〜ん、アーバン。

チャンならこう着こなすね⑤→
写真は展示会時のものなので、ちょいとあれですが
ドローコード系のゆるスラなどと相性良さそう。
「石井さんが付けるものって、ドロップすることが
多いんですよね……(苦笑)」とのお言葉もいただきましたが
褒め言葉として受け取っておきますね……。
ドロップしないよう、バイヤー陣の皆さま、よろしくお願いいたします。

この他にもまだまだ欲しいアイテムが盛りだくさんの
来秋冬お洒落戦線。
メゾン系の展示会はこれから本格化するわけですが
いったん総括するなれば、スポーティ、ミリタリー、アーバン、
てなキーワードが挙げられるかと。そしてもひとつ
ちょっと違和感ある感じ、が気分なんだなぁ。
マイナス5度のソウルよりお届けしました!

おまけ!

6

次号掲載のランバンの撮影時のヒトコマ。
あれれ? 同じルックのイケメンがふたり!?
LEONの人気モデル、コイさんと今や日本を代表する
スタイリストのひとり、桜井くんのツーショット。
大人のモードが展開されておりますゆえ、ぜひともチェックされたし!

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