京橋のひと時

イタリアのひと時:腹が減っては取材はできぬ

渡辺 豪
ファッション担当。ドレス、カジュアルともにカバーする。

イル・フォンデンテ、ペルファボーレ!!!
(大盛りで頼みます!!!)―渡辺

こんにちは、渡辺です。
年末発売のイタリア特集の取材のため
堀川副編集長とバトンタッチで
イタリアに行ってきました。
冒頭の言葉は、今回学んだ
大変有益なイタリア語。
今まではグランデ、グランデと
スタバ的に言って通じてはいた
みたいですが、ようやく堂々と
大盛りを主張できるようになり、
うれしい次第です。

今回は、ミラノ、ボローニャ、
パドヴァ、カンポガリアーノ、
バッサーノ・デル・グラッパ、と
5つの地域に行って参りました。
各地のオヤジさんたちから聞いた
「イタオヤの次」については
次号をお楽しみに!

今回、協力いただいた数十人のオヤジさん方、
また、取材調整をいただいた日本の皆さま、
誠にありがとうございました…!

さて、そんな合間に楽しんだ今回の
イタリア料理を少しご紹介します。


ひとつめは、ミラノのリストランテ・ダ・
オスカーのラザニア。今まではカルボナーラか
リングイネ・アラゴスタばかりでしたが
今日のスペチアーレ!と聞きオーダー。
ラグーとトマトソース、チーズがたっぷり。
クリーミーな口当たりの生地とチーズ、
肉の旨味たっぷりのラグー。そこに、
さわやかなトマトの酸味がアクセントになり、
至福の味わい。見た目ほど重くなく、
繊細な味だったのが印象深いひと品です。


ふたつめは、フンギ・ポルチーニのフィレ。
デミグラスのようなソースは、クリーム、
マスタード、そしてウイスキーを
用いた、自分の脳が知らない味。
酸味もありピリ辛でもあり、
口当たりは至極なめらか。
旬なポルチーニ茸と絡み合い、
なんともいえない美味しさ。
一見、煮込みのように見えますが、
ステーキでして焼き加減はというと……。


完璧なミディアムレア!!!
柔らかで、ミルキーな赤味の味わいが
ソースと絡んで、味覚の奥深くに
入り込んでいきました。最高です。


前回撮らせていただいた写真ですが、
こんないかついオヤジたちが作っているとは
思えない(笑)。中心からちょい外れた
ところにある場所柄なのか、値段も安い。

あ、色々ご紹介したいと思ったら、
いつのまにかオスカーのネタだけに
なってしまいました!

水を得た魚ではないですが、食を得た
自分はちょっと興奮しすぎるようです。
いい大人なんでもっとクールにいきたい
ところですが、こればっかりは・・・。

ドライブインで食べたブリオッシュが
やけに美味くて感動したり、
取材の合間に適当に入ったレストランの
パスタのクオリティが高くて驚いたり…
いちいちリアクションの大きい自分を見て
フォトグラファーの仁木さんが
言ってくれた「美味い飯が、渡辺さんを
呼んでるんじゃないですか?」という言葉が
ものすごく感慨深かったです。
そうか、そうだったのか!!
ありがとう、すべてのごはんたち!

今日も元気にモリモリパクパク。


バッサーノ・デル・グラッパで
出合ったシェフのテオさん。
そのタトゥーこそ、マスターシェフの
あるべき姿! いわく
「I love pork, I respect pork.」
先輩、ありがとうございました!!!

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